高崎市の穴場B級スポット!洞窟観音【群馬の旅】

ここは高崎市石原町!

知る人ぞ知る高崎市のB級スポット洞窟観音に行ってきました。

まずはアクセス情報から。住所は高崎市石原町2857で高崎観音山内にあります。カーナビ搭載の車なら洞窟観音か山徳記念館と検索すれば目的地にたどり着けます。高崎インターチェンジから25分~30分くらいですね。電車なら高崎駅から洞窟観音行のバスが出ています。

入場料は大人800円、子供400円で洞窟観音、徳明園(日本庭園)、山徳記念館(漫画記念館)の三箇所に入ることが出来ます。※料金は変わることがあるので注意!洞窟観音は名前の通り約400mの洞窟に石仏観音がずらーっと並んでいる霊場です。特に夏場の訪問をおすすめします。なぜなら洞窟内は天然のクーラーで温度が低く涼めるからです!しばらく外に出たくなくなることでしょう。

それでは内部の石仏を紹介していきます。

 

六観音像とは?

仏教はかなり複雑で宗派により思想が違うので非常に難しいです。今から紹介する六観音も宗派によって七観音や八観音になっていたり、全く観音様と入れ替えられたりしています。なので今回は真言宗をベースに説明、紹介していきます。※真言宗の中でもいろいろな説があるようですが切が無いのでそこらへんは適当に進めます。

後述文の中に天界道や地獄道などの専門用語が出てきます。簡単に説明しますと六種類の迷いの世界のことを指し、総称して六道と呼ばれています。

・天界道・・・満ち足りた世界。
・人間道・・・私達がいる世界。
・修羅道・・・争いが絶えない世界。
・畜生道・・・本能だけで生きている世界。
・餓鬼道・・・常に飢えに苦しむ世界。
・地獄道・・・苦しみしかない世界。

そして六観音にはそれぞれ担当場所があって摂化(命あるものを救う)しています。

それでは参りましょう!

 

如意輪観音(にょいりんかんのん)

如意輪観音天上界を摂化(せっけ)しています。

如意とはあらゆる願いを叶えてくれる宝の珠である如意宝珠(にょいほうじゅ)のことです。輪は法輪の意で仏の教えを表しています。人々を苦悩から救い全ての願いを叶える観音菩薩。

 

十一面観音(じゅういちめんかんのん)

十一面観音
修羅道を摂化しています。

インド神話の暴神アスラ(ルドラ)が仏教に取り入れられたようです。多数の顔を持ち困窮している衆生をすぐ見つけ救います。現世でのご利益、来世でのご利益があるといわれます。至れり尽くせりの観音様です。

 

千手観音(せんじゅかんのん)

千手観音
餓鬼道を摂化しています。

眼が付いた1000本の手を持ち全てを見渡し全てを救うという偉大な観音様。観音様の中でも功徳がずば抜けているので蓮華王と呼ばれることもあります。

 

馬頭観音(ばとうかんのん)

馬頭観音
畜生道を摂化しています。

基本憤怒しています。怖い観音様かと思いきや激しい怒りで苦悩や悪を粉砕する独特な特徴を持った観音様です。極まれに優しい顔を見せるツン9割、デレ1割な可愛い一面を持っています。

 

聖観音(しょうかんのん)

聖観音(しょうかんのん)
地獄道を摂化しています。

人間離れをした姿をしている他の六観音と違って我々に近い姿をしている観音様。特技は変身。色々な観音様に変身することが出来ます。要は観音様の基本形ですね。

 

准胝観音(じゅんていかんのん)

人間道を摂化しています。

六観音紅一点の女尊です。仏の母で出産関連の功徳があります。洞窟内隈なく撮影したつもりだったのですが准胝観音がいませんでした。もしかすると取り忘れたのかもしれませんね。

お次は三十三観音を見てみましょう。

 

三十三観音とは

古代インド人(ヒンズー教)にとって3は崇高な数字でまた多数という意味を持っていました。3に3を重ねて出来た記号の∞(無限)は神聖で限りなく多いということを表現しています。つまり三十三観音は無数の姿をもってして私たちを救って下さるという意味になるわけです。

 

楊柳観音(ようりゅうかんのん)

楊柳観音(ようりゅうかんのん)柳の枝を持った観音様で病気を清める観音界のお医者さんです。薬王観音という別称もあります。

 

龍頭観音(りゅうずかんのん)

龍頭観音(りゅうずかんのん)
名前の通り聖獣王の龍の背に乗っています。龍が背を許した凄い功徳を持った観音様というわけです。

 

持経観音(じきょうかんのん)

持経観音(じきょうかんのん)
釈迦の説法が全て込められている経巻を持った観音様。仏教の基礎を持経観音から授かることが出来ます。

 

円光観音(えんこうかんのん)

円光観音(えんこうかんのん)
円光は頭後ろの光のことで、永遠の光と輝きにより生けるもの全てを浄土へ導くといわれています。

 

遊戯観音(ゆげかんのん)

遊戯観音(ゆげかんのん)
遊戯は仏の境地に達し何者にもとらわれず自由自在であること意味します。雲の上に座っています。万が一高いところから落ちても死なないらしいです。きっと私たち旅人を雲上から見守って下さる観音様なのでしょう。なんせ自由人観音ですからね。

 

白衣観音(びゃくえかんのん)

白衣観音(びゃくえかんのん)白い衣を纏う観音様で阿弥陀如来の妻、そして観音菩薩の母といわれています。

 

蓮臥観音(れんがかんのん)

蓮臥観音(れんがかんのん)
横を向き蓮華に座し合掌する観音様。

応以小王身得度者。即現小王身。而為説法。

と観音経に書かれています。王とは人間界の王様のこと。「王様の姿で仏教の教えを伝えるべきなら王様の姿になって説法するよ!」って感じの意味かな。

 

瀧見観音(たきみかんのん)

瀧見観音(たきみかんのん)
滝を見ることで悪意の炎が鎮火し清められる様子を表す観音様です。
「ちょっと滝でも眺めて落ち着こうぜ!」

 

施薬観音(せやくかんのん)

施薬観音(せやくかんのん)
施楽観音ともいわれ、苦しみを除き楽を与えます。

 

魚濫観音(ぎょらんかんのん)

魚濫観音(ぎょらんかんのん)
鬼や毒蛇に遭遇しても魚濫観音を念じれば無害になると伝えられています。由来は魚売りの美女が観音様であったという中国の説話から。

 

徳王観音(とくおうかんのん)

徳王観音(とくおうかんのん)
梵王(古代インドの世界創造主)の姿に変化し釈迦に「悟りの内容をみんなに教えてあげなよ!」といった観音様です。

 

水月観音(すいげつかんのん)

水月観音(すいげつかんのん)
月下の水面に浮かぶ蓮に立って合掌、もしくは岩上から水面に映る月を眺めている観音様。月と仏教は深い関係にあります。「月のように凛として落ち着いた心を忘れずに持とう」

 

一葉観音(いちようかんのん)

一葉観音(いちようかんのん)
曹洞宗の道元禅師と深い関係がある観音様。水上の蓮華に座っていることから船を連想させ水難から救ってくれるとされています。

 

青頸観音(しょうきょうかんのん)

青頸観音(しょうきょうかんのん)
インド神話の破壊神シヴァ神が原型。シヴァが毒を飲んで頸が青く変色した話から生まれた観音様。一切衆生の災難を飲み込んでくれます。

 

威徳観音(いとくかんのん)

威徳観音(いとくかんのん)
左手に蓮華を持ち岩の上から水面を眺める堂々とした観音様。

応以天大将軍身得度者。即現天大将軍身。而為説法。

「天の大将軍になる必要があるなら、天の大将軍になって説法しよう!」威厳と徳を表しています。

 

延命観音(えんめいかんのん)

延命観音(えんめいかんのん)
20の手を持ち20種の救済方法を用いて衆生を救う観音様です。また呪いや毒を除き寿命を延命してくれるともいわれます。

 

衆宝観音(しゅほうかんのん)

衆宝観音(しゅほうかんのん)
衆宝とは多くの宝の意味で現世の金銭や出世に対して御利益がある観音様。ただし正しい功徳を積んでいない衆生には振り向いてくれないそうです。

 

岩戸観音(いわとかんのん)

岩戸観音(いわとかんのん)
大蛇の化身で毒蛇の邪悪な気を観音パワーで消滅させます。
以上!

 

まとめ

最後に観音菩薩について簡単に説明します。

観音菩薩は如来(仏)になるため修行をしている身分です。故に同じ仏道を歩みながら導いていただけるということで信仰の対象になりました。私たち衆生とかなり近い関係なんですね。ここに記載した観音様以外にも様々な観音様がいらっしゃるので、気に入った観音様を選んで共に歩むのも楽しそうですね。

私は遊戯観音イチオシです!

おしまい。

洞窟観音

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