国東半島の両子寺と七不思議について【大分の旅】

ここは国東市安岐町両子!

大分県東北部にある国東半島は見渡せば海と山が広がる自然に恵まれた美しい場所です。半島中心には両子山が聳え、その頂上付近に両子寺があります。今回は両子寺と両子山の七不思議について紹介を致します。それでは参りましょう!

 

両子寺について

両子山 仁王像足曳山両子寺は718年(養老2年)に仁聞菩薩(にんもん)が開祖した天台宗延暦派の寺院です。仁聞は伝説上の人物、または神仏といわれ実在していなかったのではないかと考えられています。古来国東半島は独自の山岳信仰が盛んで、奈良時代から平安時代にかけて神道や仏教の影響を受け変化した経緯があります。このことを六郷満山文化と呼びます。おそらく仁聞菩薩もその過程で創られた存在なのでしょう。

 

両子寺 山門前述した六郷満山文化の意味は六郷→国東、武蔵、来縄、田染、安岐、伊美の六地区のこと。
満山→国東半島の寺院特有の分類で勉強をするための本山、修行をするための中山、教えを広めるための末山を総称のこと。

両子寺は六郷満山の中では中山の寺で山岳修行の本道場にあたります。特に江戸時代からは六郷満山の全山を統括するほどの力を持っていました。

 

両子寺 護摩堂
明治期になると神仏分離令が発せられ山岳信仰、神道、仏教が入り混じっている国東半島の寺院は辛い状況に追いやられます。そして第二次世界大戦による荒廃や自然災害などによって過去の姿が徐々に失われてしまいそうになりました。しかし歴代住職の精進と檀家さん達の護持(尊んで守護すること)により体面が守られています。

 

阿弥陀如来像大講堂内にある阿弥陀如来像は鎌倉時代末期の作品です。

両子寺は子授け、安産、交通安全、航海安全などの御利益があると信仰されています。

 

両子寺 奥之院奥之院。裏に洞窟があり内部に仏像が安置されています。両子寺についてはこれで終了です。次は両子山の七不思議を見ていきましょう。殆どが両子寺境内にあります。

 

両子山の七不思議

走水観音1.霊水走水観音

不滅不増の湧水。夏は冷たく冬は暖かい不思議な水。

 

無明橋2.無明橋

橋下に観音様を祀ってあり、仏教を信じない人がこの橋を渡ると忽ち信仰心が芽生えるという伝説の橋。

 

鬼橋3.鬼橋

大昔に力持ちのお坊さんが一枚の岩を持ち上げ架けたといわれる橋。

 

時雨紅葉
4.しぐれ紅葉

この紅葉を見上げると晴天でも雫が顔に落ちるという。すみません紅葉じゃないですね。

 

針の耳
5.針の耳

岩が重なっている箇所で針に糸を通す如く通りずらい不思議スポット。確かに狭かったです!

 

鬼の背割り6.鬼の背割り

3番目の鬼橋を架けたお坊さんが巨大な岩塊をかち割って道を開けたとか…。

 

鹿のツメ割り
7.鹿のツメ割り

大小の爪痕は親子鹿が付けたといわれている。

 

終わりに

どうやら両子山は紅葉シーズンに行った方が楽しめるようです。当分大分県にいるつもりなので近いしまた行って見ようかな。

おしまい!

両子山 仁王像

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いちちと申します。 休日の殆どを一人旅に費やしています。いつか流浪の民になって日本中を周って過ごしたい。歴史、B級スポット、心霊スポットのネタが多めな旅行記ブログです。