なんで世界遺産なの?荒船風穴ってどんなとこ?【群馬の旅】

2014年に群馬県の富岡製糸場と絹産業遺産群が世界文化遺産に登録されました。富岡製糸場はあまりにも有名ですが、絹産業遺産群の内容についてはあまり知られていないのではないでしょうか?

藤岡市の高山社跡伊勢崎市の田島弥平旧宅、そして荒船風穴。これら3か所も列記とした世界文化遺産の一部です。 今回はネギとコンニャクで有名な下仁田町にある荒船風穴に行ってきました。それでは参りましょう!

 

そもそも世界遺産とは?

世界遺産は国際連合の下で教育・科学・文化を発達させるために出来た機関である国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が世界遺産条約(遺産の保護に関する条約)を施行したのが始まり。

ざっくりいうと「人類にとって大切なものはそのまま残しておきましょう」ということですね!世界遺産は文化遺産、自然遺産、複合遺産(文化&自然)に分類されています。今回の荒船風穴は文化遺産ですね。

 

荒船風穴へのアクセス

2015-09-12 10.02.53下仁田の町に着くと荒船風穴の案内板がたくさんあるのでおそらく迷うことはないと思います。神津牧場を越えて細道をさらに行くと広い駐車場があります。そこから先は徒歩で800mくらい。急な坂道なので頑張りましょう!駐車場から荒船風穴間のタクシーもあるみたいです。

入場料:大人500円、高校生以下は無料。
見学時間:9時30分~16時
(最終受付は15時30分冬季閉鎖期間:12月1日~3月31日)

住所は群馬県甘楽郡下仁田町南野牧10713です。

 

荒船風穴とは?

2015-09-12 10.46.18荒船風穴の全体写真。

こんな感じで石積みされ中が空洞な場所が3つあります。右から1号風穴、真ん中2号風穴、奥が3号風穴と呼ばれています。使用当時(明治後半~昭和前期)は風穴の上に建物がありました。

 

2015-09-12 10.44.08いたるところにこのような穴が開いています。風穴は天然の冷風が吹き出す洞穴や岩場のことで、基本的には崩落などで自然に出来たものです。

冷風ができる仕組みは雪が降り初春に解けて雪水が洞穴や岩場を流れます。そして地下は寒いのでつららになって凍ります。外が暖かくなってもなかなかつららは融けません。夏場になり山の上から風が吹くと洞穴内を通って岩の間から冷たい風が吹き出ます。といった感じです。

2015-09-12 10.26.53その風を利用して何をしていたかというと蚕(かいこ)の卵を冷蔵保存です。

冷蔵保存することによって年に一回しか作れなかった繭が年に3~4回作れるようになり絹産業の貢献を果たしました。このことにより生産量が限られていた生糸の大量生産を可能にしたこと。それまで上流階級の特権であった絹を世界中に広めたことが世界文化遺産に認められた理由になっています。

 

2015-09-12 10.41.25外気温と風穴内部温度の違い。ガイドの方はこれでも暖かいくらいとおっしゃっていました。

 

終わりに

2015-09-12 10.39.19建物はこんな感じだったそうです。 

私は群馬県に住んでいながらここへ訪れるまで荒船風穴を知りませんでした。というか風穴の存在すら知りませんでした。『ここはなんだろう?』と思って出かける旅は自分を成長させるいい勉強になっています。

こんな感じで荒船風穴については終わりにします。

おしまい!  

荒船風穴

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