群馬の寝釈迦はどこにいる?隠れた神聖スポット袈裟丸山に登る【群馬の旅】

以前テレビ朝日の『ぶっちゃけ寺』という番組で群馬県のみどり市の袈裟丸山中腹に寝釈迦が安置されていると放送していました。寝釈迦までの道のりはそこそこ険しいので、まずは近くの草木ドライブインにあるレプリカ寝釈迦を紹介します。

それでは参りましょう!

 

草木ドライブインの寝釈迦

寝釈迦のレプリカ さて、寝釈迦(レプリカ)です。

いちち
とってもくつろいでいますね~。

この寝釈迦がある草木ドライブインは国道122号線沿いにあります。特に迷うことなく行けると思います。

 

寝釈迦と長寿亀釈迦と長寿亀。

どういう関連性があるんだろう?亀の上で寝ています。亀の表情が何とも言えません。っていうか手抜き?!

 

寝釈迦、涅槃像について

弘法大師の像 寝釈迦は涅槃仏とも呼ばれています。

涅槃はサンスクリット語の音写で『(生命の炎が)吹き消された』の意。要は『お亡くなりになられた』ということ。眼が開いている像は入滅(死)ちょっと前に弟子達に教えを説いている御姿で眼を閉じている像は入滅後の御姿。

この像は眼を閉じているように見えるので後者です。涅槃仏の基本形は右手の肘を立てて頭を支えている横姿なのですが、この像は完全に仰向けです。これはなかなか珍しいものだそうです。 

確かに死んだら肘なんて立てていられないですよね。まぁ、その瞬間を表したのでしょうが。『あ~。ツカレタ!やっと完全解脱。』みたいな感じに完全くつろぎ状態で死んだって考えたらなんか幸せじゃないですか? 

 

袈裟丸山の寝釈迦までの道のり

寝釈迦国道122号を栃木方面へ向かうと沢入のあたりにこの看板があります。祖父母が栃木県の足尾に住んでいるためよく通っていたのですが、こんなに堂々と看板が出ているとは思いもしませんでした。

看板は上地図のマーカーの位置にあります。ここを左折して進むと登山口です。

 

袈裟丸山登山道

寝釈迦ここからは登山です。上の写真の左側(葉っぱに隠れているところ)に寝釈迦・相輪塔まで1.8kmとあります。

『意外と近いな?』と思っていましたが…。登り始めて気づきました。『平地の1.8kmと山道の1.8kmは別物だった。』と。

この辺りの山々は熊が出没しますので注意が必要です。持っていれば手持ちラジオ、なければせめて熊よけの鈴を持っていきましょう。

 

寝釈迦入口

寝釈迦ここが寝釈迦入口。

 

寝釈迦完全に朽ち果てている・・・。 ここは踏み外さないように慎重に、慎重に。

 

寝釈迦こんな道を歩いています。

 

寝釈迦登山者が道に迷わないように至る所にピンクテープが括られています。

親切で前身の登山者がテープを用意しているのですが、まれに道に外れたところにある場合も。迷ったと思ったら一度引き返す勇気も必要です。これはここに限ったことではありません。

 

寝釈迦沢を何回か渡っていきます。確か6回くらい。入口の橋が一番朽ちていました。ここで疲れたので休憩、顔を洗う。とっても気持ちがいいです。

 

寝釈迦この辺りは岩ばかりです。変わった造形をしているものが多いです。自然にこの形ができたのか?それとも石切り場だったのか?

 

寝釈迦かなりの急斜面。こんなところをひたすら登っていきます。

 

寝釈迦巨大な岩塊を枝が支えています。よく崩れないものです!

しかしまぁ、全然到着しません。もうかれこれ30~40分は歩いた。帰りも同じ道を通っていくと考えると…。

 

寝釈迦らしきものが見えてきた!

 

塔ノ沢の石像釈迦涅槃像

寝釈迦やっとついたー!

群馬県指定史跡の寝釈迦。その起源はよくわかっていません。

勝道上人が彫ったという説、徳川幕府の時代に足尾銅山で働いていた囚人達の死を弔うために掘られた説、また弘法大師(空海)がこの像を見て開眼したという話もあるそうです。※勝道上人は日光開山の祖といわれるお坊さんです。

 

寝釈迦ここを登ると寝釈迦にご対面。

 

寝釈迦寝釈迦は岩のてっぺんにあります。その道中至る所にお地蔵様が安置されています。

 

寝釈迦こちらが本物の寝釈迦。しかしどうやってここまで運んだのか?いや、ここで彫ったのか?いずれにせよもの凄い執念を感じました。

1時間ほど登山してやっとたどり着いたので感無量!しばらく寝釈迦様の脇侍でゆっくり時間を噛みしめ下山しました。

最期に草木ドライブインのレプリカと比べてみましょう。

 

寝釈迦うん!全然違うね。

 

終わりに

寝釈迦綺麗な空気、山中の静けさと相まって神聖な雰囲気を醸し出しています。

ちなみにもの凄く高い場所に寝釈迦はあります。

いちち
下を覗いて落っこちたら間違いなくお陀仏なので行かれる方は気を付けてください。

おしまい!



寝釈迦

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