名湯!紅葉!雲仙温泉の地獄めぐり【長崎の旅】

雲仙普賢岳の南西部に位置する雲仙温泉。大昔の雲仙は聖なる山で修験道の僧たちが修行のため山籠もりしました。奈良時代には僧・行基が温泉山満明寺を開山し大いに繁栄。当時は雲仙ではなく温泉と書いて「うんぜん」と呼んでいたそうです。またキリスト教徒殉教の地として有名です。これについては後述します。

前置きはこれくらいにして雲仙温泉の地獄を巡ってみましょう!それでは参ります。

 

雲仙温泉へのアクセス

雲仙温泉観光協会の雲仙へのアクセスがめっちゃ詳しいのでそちらを参考にしてください!

 

地獄めぐり

雲仙温泉今回は職場の研修旅行で雲仙温泉に訪れました。

宿泊先は九州ホテル。お金は一切払っていないので詳しくはわかりませんが、2~3人部屋はかなり広くゆったりしていて過ごしやすい空間が作られていました。食事もなかなかおいしく楽しくお酒をいただきました。温泉も私にとってはちょうど良い湯加減で素晴らしかったです。また訪れた時期がよく山々が美しい紅葉に染まっていますね!

 

清七地獄
それでは地獄めぐりです。まずは清七地獄(せいひち)。

清七はキリシタンで江戸時代に殉教した人物です。清七が処刑されたと同時期にこの地獄が噴出したため命名されたと伝わっています。清七を含め殉教したキリシタンの怒りや叫びがここから噴き出しているのかもしれません。殺された彼らに対しては弔うべきかと思いますが、宗教を侵略の手段として使った国々は許せん!

 

雀地獄雀地獄。

地下から噴き出したガスが水面で弾け、雀の鳴き声のように聞こえます。ピチピチ、ピチピチと。

 

雲仙 地獄めぐり
地獄内は危険です。みんな知っています。

 

お糸地獄お糸地獄。

島原城下で裕福に過ごしていたお糸が不義密通した挙句、夫を殺害。もちろんお糸は処刑されてしまいます。すると『あら、不思議!』この地獄が湧き出しました。『家庭を乱すと地獄に落ちるぞ』という戒めを込めて名前が付けられたといわれています。

 

大叫喚地獄大叫喚地獄。

名の通り噴出音が叫び声に聞こえます。この大叫喚地獄が雲仙地獄の中で最も活発に活動しています。

 

邪見地獄邪見地獄。

邪見は仏教用語でよこしまな考え、不正な心といった意味があります。

この温泉のお湯を飲むと、夫婦や友達の間で生じた、嫉妬心による不和を解消する、といわれています。ところが実際には強酸性の温泉で、とても飲めるようなものではありません。邪見を捨てる場所ということなのでしょう。

雲仙地獄 案内板より

果たしてそうなのでしょうか?邪見を捨てるということは強酸性の温泉を飲むように難しいことなんだと先人が伝えているのだと私は思うのです。

 

八万地獄八万地獄。

八万地獄とは八万四千の煩悩によってなされた業の果てに落ちる地獄。もしくは煩悩のために起こる苦しみのことを例えて八万地獄ともいいます。

 

旧八万地獄旧八万地獄。

恐らくかつては多くのガスが噴出していた所なのでしょう。ここは月面のクレーターに似ていることから月面地獄とも呼ばれているそうです。

 

キリシタン殉難の地1627年から7年間にここで殉教したキリシタンは33名。

幕府は拷問として温泉の熱湯をかけるなどしました。もしかしたらガス攻めなんかもしたかもしれません。キリシタンたちは拷問に次ぐ拷問の末、火刑に処されました。平和な時代、地域で過ごしている私たちは『こんなことする人間って恐ろしい』と漠然とした恐怖を感じますが、現在も世界各地で似たようなことが行われているんですよね。

私たちはもれなく状況・状態によってどんなことでもしてしまう性なんでしょう。しかしそうだとしてもここで思考停止してしまったら人間終わりだと思います。っていっても私にゃ何もできませんがね。

 

終わりに

雲仙温泉群馬県出身の私としましては草津温泉に少し似ている雲仙温泉に親近感を抱きました。何処を歩いても硫黄の香りが漂う街。私はこの街が大好きだ。

おしまい!



雲仙温泉

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いちちと申します。 休日の殆どを一人旅に費やしています。いつか流浪の民になって日本中を周って過ごしたい。歴史、B級スポット、心霊スポットのネタが多めな旅行記ブログです。 コメント待ってるよー!