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常紋トンネルとタコ部屋…。誘拐監禁され強制労働させられた人々たち

1970年(昭和45)9月10日朝。常紋トンネルの外壁から白骨化した遺体が発見された。しゃれこうべの後頭部には布切れ付着しており、その下には深い傷跡があったと云う。常紋トンネルは1912年(大正元年)に工事が始まり、1914年(大正3)に竣工された全長507mの鉄道トンネルである。