古戦場

石川県

大聖寺城跡(錦城山公園)が心霊スポットと言われる理由

石川県加賀市にある大聖寺城跡(錦城山公園)。城跡は錦城山公園として整備され、加賀市の文化財の指定を受けている。遺構は曲輪や土塁・空堀。また江戸時代に置かれた大聖寺藩の陣屋も城跡の一部で、藩主の休憩所として建てられた長流亭は国の重要文化財に指定されている。
鹿児島県

西南戦争の最期の舞台、城山公園へ

城山には心霊スポットの噂が流れている。武士の霊、少女の霊、子供の霊、トンネルでずぶ濡れの霊などなど、様々な噂があるようだ。あまり認めたくないけれど、城山の戦いでは戦死者が出ているし、彼らは最後の武士であったわけだから武士の霊が出るというのは、なかなか説得力がある。
福島県

戊辰戦争の激戦地、母成峠古戦場へ

母成峠には心霊スポットの噂が流れている。上の写真を見れば一目瞭然だが、ここは古戦場。やはり『兵隊の霊が彷徨っている』みたいな話らしい。この記事では母成峠の戦いがどのような戦いだったか紹介しようかと思う。
茨城県

笠間城は、なぜ心霊スポットと云われているのだろうか?

笠間城の曰くとして最も興味深いのは大黒岩の伝説だろう。大黒岩の他に井戸にまつわる曰くもあるようだ。『城内の井戸に女性の遺体が投げ込まれた』とか『ホラー映画【リング】に登場する貞子の井戸のモデルなった場所』だとかまことしやかな噂が囁かれている。
茨城県

茨城県の小幡城にまつわる心霊スポットの噂

小幡城が落城の際にお姫様が家宝の金の鳥を抱え井戸に身を投じたという話が伝わっている。茨城町教育委員会が現地に設置した説明板にこの話が書かれていることから察するに、史実かどうかは別として姫の悲話は古くから当地に言い伝えられてきたのだろう。
山梨県

武田氏滅亡の地に訪れて。侍女16名が殉死したと伝わる姫ヶ淵…etc.

姫ヶ淵は武田勝頼の継室(北条夫人)に付き従った侍女が身を投じた場所と伝わる。現地には激流の大渦を背景に北条夫人と16名の侍女が描かれた慰霊碑が置かれている。夫人が侍女たちに最期の指示を与えているシーンであろうか。
茨城県

小田氏の乱の悲劇!難台山城の攻防戦に纏わる首洗いの滝について

小田五郎は常陸国の真壁顕幹から兵糧などの支援を受け約8ヶ月間耐え忍んだが、兵站を断絶されてしまったため城から討って出て戦死した云われている。首洗いの滝は討ち死にした城兵の血が流れた場所なのかもしれない。
神奈川県

小田原征伐の伝説!秀吉の一夜城・石垣山にまつわる心霊の噂

石垣山城には心霊スポットの噂があるらしい。直接的な戦いは無いはずなので不思議に思ったが、様々なサイトを確認すると『あまりに早急な普請に多くの人夫が事故や過労で亡くなって云々』と紹介されていた。
埼玉県

秋ヶ瀬公園に幽霊が出る理由。これだけ事件が起きていれば…。

秋ヶ瀬公園はそこそこ有名な心霊スポットとして知られている。『首吊り自殺をした霊が出る』『深夜に赤ん坊の泣き声がする』『首の無い幽霊が現れる』『大柄な女性の幽霊が出没する』などと噂されているようだ。
栃木県

関東七名城の一つ唐沢山城へ!心霊の根拠は古戦場だからだろうか?

関東七名城の一つ、唐沢山城へ。唐沢山城の築城時期ははっきりしていない。『しんれい新聞』は心霊スポットを扱うサイトであるから、それについても触れなければならない。
神奈川県

通称・泣塔。鎌倉市指定有形文化財の『石造 宝篋印塔(文和五年銘)』について

泣塔は鎌倉攻めの戦死者を弔うための二十三回忌法要で建立された宝篋印塔だとされている。宝篋印塔の背後にはやぐらがあり数基の五輪塔も納められているそうだ。塔を青蓮寺に移動したところ、すすり泣く声が聞こえたため、元の場所に戻したことに由来すると云われる。泣塔の周辺は悉く開発されているが、この小丘だけ残存している。
神奈川県

源氏旗揚げの地!源氏山公園に刑場跡だったという噂があるようだけれども…。実際は?

歴史的な土地柄からか鎌倉市には多くの心霊スポットが点在している。源氏山にも落ち武者や自殺者の幽霊が出ると噂があるようだ。日野俊基は元弘の乱の初期(元弘の変)に討幕計画の疑いをかけられ捕縛された後、化粧坂上の葛原ヶ岡で処刑された。
神奈川県

由比ガ浜に幽霊の噂?約4000体の人骨が発掘された海岸へ

鎌倉時代中頃の由比ガ浜周辺には集団墓地があったと判明。凡そ4000体の人骨が埋もれていたのである。静御前の悲痛がひしひしと伝わってくる名場面である。源義経の赤子が兄・頼朝の命令によって由比ガ浜に打ち捨てられた。敗北した和田義盛の一党は処々で討ち取られ、その首は由比ガ浜に集められ首実検が行われた。
千葉県

流山市の飛地山について調べたので紹介する

流山市役所の南に位置するこの場所は飛地山と呼ばれる。その曰くから『血』の字が当てられ飛血山と称される事もあるようだ。千葉縣東葛飾郡誌に記述と図面よると葛飾県が成立してから、つまり明治時代に入ってから牢獄や刑場が設置されたことが分かる。
千葉県

歴史ある里見公園の衝撃的な過去について

私は読んでいないのだが、水上勉の推理小説『巣の絵』で里見公園が殺人事件の舞台となっているようだ。調査する前は『この小説が心霊スポットの噂の原因になったのだろう』と考えていたけれども、まさか本当に殺人事件が起きた現場だったとは思いも寄らなかった。それに加え戦国期の古戦場跡と来たものだから根拠は十分過ぎる程である。
愛知県

桶狭間古戦場とお化け地蔵の曰くについて

今川義元の侵攻目的は『上洛説』『尾張平定説』『国境の安定化』などの説がある。昔は『上洛説』が定説かのように語られていたが、近頃はその可能性は低いと云われている。義元が信長に敗れた経緯も様々な説があるようだ。情報戦に勝利した奇襲説が一般的であるけれども、信長公記では正面から攻撃をしているような描写が為されている。