栃木県宇都宮市にある首切り坂へ。
写真右側の旧一条中学校跡に宇都宮藩の牢屋・刑場があったため、首切り坂と名付けられたようだ。
2017年(平成29)の下野新聞に【街なかお化け屋敷】について書かれた記事がある。
『児童3名がお化け屋敷を取材した際、宇都宮の逸話・首切坂の謂われを聞き、怯えていた。』
とのこと。
ここに刑場・牢屋があったという確固たる情報を私は提供出来ないが、刑場調査サイト『江戸時代の刑罰施設』の『栃木県 宇都宮藩Ⅱ 牢屋』に首切り坂の刑場が紹介されているので、気になる方は読んで欲しい。
いちのまる
『江戸時代の刑罰施設』は閉鎖されてしまいました。
終わりに
写真右側に宇都宮城の名残・松ヶ峰門の土塁跡が残っている。
残念ながら企業の建物があって自由に見学出来ない状況にある。
松ヶ峰門付近では江戸時代末期に激しい戦いが行われた。
1868年(慶応4)の『宇都宮城の戦い(戊辰戦争)』である。
西郷隆盛と勝海舟の会見により江戸城は無血で開城されたものの、依然として旧幕府内には新政府に抵抗する者も多かった。
宇都宮での戦いは苛烈で城下は火の海に包まれたと云う。
松ヶ峰門を巡る戦いで新選組の土方歳三が足に銃弾を受け戦線を離脱したという話がある。
いちのまる
家に帰ってからgoogle mapで付近を調べてみたら、小さな祠が茂みに隠れていました。事前調査しないからこういうことになる…。
首切り坂に関する祠でしょうか?それとも宇都宮城の戦いに関するもの祠?
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