関東地方

東京都

ルネこだいら前にある日本一大きな丸型ポストについて【東京】

丸型ポストは1949年(昭和24)から設置が開始されました。正式名称は『郵便差出箱一号丸型』というそうです。1970年(昭和45)に角型のポスト設置に切り替えられ、新しく丸型ポストが設置されることはなくなりました。
東京都

南蔵院のしばられ地蔵と大岡越前守の逸話について【東京】

東京都葛飾区水元にある業平山南蔵院。南蔵院は1348年(貞和4)に創建された由緒のある寺院です。こちらの境内には『しばられ地蔵尊』と呼ばれる珍しいお地蔵様が安置されています。
神奈川県

江島神社の三相女神と北条氏の家紋・三つ鱗について【神奈川】

北条時政が子孫の繁栄を願って江の島弁財天に参拝したときのこと。目の前に美しい女性が現れて御家の将来に悩む時政に助言を与えます。全て伝え終えると女性は大蛇の姿になり大海へ去りました。突然の出来事に驚く時政。ふと地面を見つめると足元に三つの鱗が落ちていました。彼はこの鱗を持って帰り北条の家紋にしたと伝わります。
神奈川県

江の島で修業して鍼治療の達人になった杉山和一について【神奈川】

杉山和一(1610~1694)。現在の三重県津市の出身。幼少期に伝染病で失明し、長男として家を継ぐことをあきらめて義弟に杉山家を譲ります。17歳位の時に鍼術の道を目指し、山瀬琢一なる人物に師事しますが、上達せず破門されてしまいます。 破門されて絶望しますが『盲目の自分が生き抜いていくには鍼術の道しかない』と江の島の弁財天の下で命を賭した断食修行を行いました。
神奈川県

江の島の児玉神社の由来について【神奈川】

江の島にある児玉神社。 御祭神は児玉源太郎命。ご利益は勝利、英知、福運。現在の山口県周南市出身。1852年、長州藩の支藩である徳山藩の武士の長男として生まれました。父の児玉半九郎は過激な尊王攘夷論者で危険視され蟄居謹慎。蟄居謹慎に憤慨し食事を拒否。そのまま死亡しました。児玉源太郎5歳の時です。この件により児玉家は衰退します。
東京都

古墳の街・狛江市をぶらりと散策する【東京】

東京都狛江市は北と西に調布市、東に世田谷区、南は多摩川を挟んで神奈川県川崎市という立地にあります。小田急線で新宿へ簡単に出れることから交通の便が良く、それでいて自然の残る閑静な地域なのでベッドタウンとしてとても人気のある土地です。今回は一日かけて狛江市を散策してきましたので街の風景を紹介しようかと思います。
東京都

湧水の都・国立市を散歩する【東京】

東京都多摩地区の中部に位置する国立市。国分寺と立川の間にあることから国立と名付けられたといいます。地形は立川崖線(北)と青柳崖線(南)からなる段丘上にあります。崖線からは澄み切った湧き水が流れ出て様々な植物が繁茂し野鳥や多様な水生生物が生息しています。
東京都

太宰治ゆかりの地!三鷹市を巡る【東京】

三鷹市と言えば?すぐ思い浮かんだのが三鷹の森ジブリ美術館。特にジブリのファンという訳ではないのですが、パッと出てきました。あとは井の頭公園ですかね。ゾウの姿を思い浮かべます。でも今回散策して一番印象に残ったのはジブリでもなく、井の頭公園でも...
東京都

檜原城跡と吉祥寺の十三仏巡りについて【東京】

東京都には意外にも8つの村が存在します。そのうち7村は伊豆諸島と小笠原諸島に広がる島々にあります。残りの1村は本土にある東京の西端に位置する檜原村です。今回は檜原村にある檜原城跡と吉祥寺十三仏を紹介いたします。
東京都

東京本土唯一の村・檜原村の滝をひたすら巡ってきた【東京】

檜原村は東京本土唯一の村。総面積の90%以上が山林で豊かな自然に囲まれています。村の南北を流れる北秋川と南秋川は檜原村役場付近で合流し最後は多摩川に流れ着きます。この2本の河川には多くの滝が点在しています。案内板がない滝や登山しないと見れない滝が多数あり1日や2日では周り切れないぐらいの量です。
栃木県

日本最古の学校・足利学校の風景【栃木】

日本遺産の足利学校は日本一古い学校として知られています。室町時代中期には日本各地から生徒が集まり兵法や易学など様々な学問を教える関東最大の学府になりました。江戸時代に平和が訪れ学ぶべき学問が変わると足利学校は徐々に衰退していき、古書を所蔵する図書館のような施設に変わりました。
群馬県

ギャンブル運UP?国定忠治の墓にお参りしてきた【群馬】

忠治の墓には『勝負運(ギャンブル運)』の御利益があるとされています。墓石を削ってお守りにするとギャンブルに勝てるという噂が流布されたため、柵が設置されたようです。忠治は博打場の主催者です。元締めはカモを見つけて搾取するのが仕事です。そのような仕事をしていた人間の墓に勝負運のご利益などあるようには思えません。
神奈川県

国道1号沿いにあった犬の神様【神奈川】

箱根の小涌谷から芦ノ湖に向かう道中で犬の神様と刻まれた珍しい石碑を見つけました。由来も書かれていたので記録に残しておこうかと思います。自動車に轢かれて死んでしまった犬たちを供養するため、また人間に従順で健気な犬たちに感謝するために石碑を建てたことが分かりました。
群馬県

武田勝頼による膳城素肌攻めとはどんな戦い?【群馬】

時は1580年(天正8)。厩橋城(前橋城)を接収した武田勝頼は伊勢崎、大胡、山上の諸城を攻め落とし、境界の巡察を命じました。武田勢は戦うつもりがなかったので、平服のまま小さな旗だけ掲げて膳城の近くに差し掛かりました。
神奈川県

新田義貞の鎌倉攻めに関する十一人塚について【神奈川】

十一人塚は1333年(元弘3)に起きた新田義貞の鎌倉攻めに関係する史跡です。新田氏の一族である大館宗氏は極楽寺の切通しから鎌倉に攻め込みました。北条方の本間山城左衛門は兵を率いて大館宗氏の本陣に切り込み宗氏以下11名を討ち取ったといいます。
東京都

乃木希典が祀られる乃木神社へ!彼は本当に愚将だったのか?【東京】

明治時代に活躍した将軍・乃木希典は愚将、凡将と評されることが多いです。私もこの時代に興味を持ち小説や映画を見始めた頃は『このおっさん、兵に突撃ばかりさせて酷い指揮官だな……』なんて思っていました。しかし色々と調べていくうちに一概に無能と評価されているわけではないということを知り、乃木さんに対する見方が変わっていきました。