私は廃墟系の心霊スポットがあまり好きではない。
2つの理由がある。
廃墟は基本的に立入禁止でそのものが見れないのと、心霊スポットとしての根拠に乏しい場合が殆どだからだ。
ホテル浜山も『どうせ立入禁止で物件を見ることは叶わないだろうな…。』と思いつつ赴いたが、そんなことはなかった。
事前に地図で調べていた凡その地点にあった広がりから木下闇に続く遊歩道を下る。
かなり鬱蒼とはしていたけれども、たぶんまだ通る人がいるのだろう。自然の浸食は食い止められていた。
遊歩道沿いにホテル浜山の残骸が見えてきた。
まさかこんな近くから拝めるとは思ってもみなかったので大興奮。
なかなかに不気味である。
窓ガラスが割られている。
全く管理されていない様子。
風呂場だろうか?
ここにはバナナ風呂と呼ばれる浴場があったそうだ。
遊歩道以外にもホテル裏手にも道が続いている。
舗装されているからホテルの出入口はこっちだったのかもしれない。
遊歩道からの方が廃墟の様子をよく観察できる。
終わりに
冒頭で”(廃墟は)心霊スポットとしての根拠に乏しい場合が殆どだから”と言ったが、ホテル浜山は正にそれに該当する。
廃墟そのものを見れたので当日はテンションMAXで過ごせたが、家に帰ってから根拠について調べると、それらしき情報を発見出来ず非常にガッカリした。
近頃は廃墟系心霊スポットはこういうものだと割り切って考えるようにしている。
コメント