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時代劇テーマパーク!三日月村と木枯し紋次郎について【群馬】

三日月村は笹沢左保の歴史小説「木枯し紋次郎」の舞台を再現したテーマパークです。

一歩足を踏み入れると古く懐かしさを感じさせる江戸時代の風景が待っています。

園内には3つの不思議アトラクションがありお子さんはもちろん大人たちも童心に戻って遊ぶことが出来るでしょう。

 

三日月村へのアクセス

電車で訪問するなら東部桐生線の藪塚駅から徒歩10分くらいで着きます。駅から山方面に歩きしばらくすると案内板やそれらしき建物が見えてきます。

自動車なら北関東自動車道の太田藪塚ICで下りて左折します。道なりに進んで大原中西の交差点を右折。藪塚庁舎入口の信号を右折して直進し藪塚交差点を左折して線路を渡ります。そこから先は案内板があるので指示に従えばok.

にっぽん旅行記 ジャパンスネークセンターでヘビの魅力に迫る!より

 

三日月村について

三日月村

三日月村は午前10時から午後4時まで営業しています。入場料は大人660円、子供330円です。

全てのアトラクションで遊びたいのであればセット料金での入場をおすすめします。料金は大人1,760円、子供1,100円です。もちろんアトラクション受付で追加料金を支払えば遊ぶことができます。

また村内での買い物は全て「文」で行われているため両替所で両替する必要があります。この徹底ぶりは素晴らしいですね。一文=100円です。

いちのまる
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ここら辺は変更される可能性がありますので、↓の公式HPで最新情報をお確かめください。

https://iko-yo.net/facilities/1186

 

三日月村

店前に群馬名物の焼きまんじゅうの巨大食品サンプルがありますね。

群馬観光が初めてなら是非食べてみてください。持ち帰って家で調理するお土産焼きまんじゅうもありますが、やっぱり焼きまんじゅうはお店で焼いてもらってその場で食すのが一番おいしいです。

焼きまんじゅうは江戸時代後期からあったそうなのでもしかしたら当時の人もこんな茶屋で食べていたのかもしれません。

 

三日月村

竹馬体験ができます。

子供の頃はみんなよく竹馬で遊んでいました。私は幼少期バランスを問われる遊具がとても苦手だったので竹馬嫌いでした。

できないと馬鹿にされるんですよね……。

 

三日月村

夏の風物詩『ラムネ』。

飲み方がわからなく必死になっている子供達を見ていると『自分も苦戦したな~』って思い出します。

当時はビー玉を舌先でとにかく突っついてどうにかしようとしていました。

 

三日月村

当時、宿場と宿場の間に置かれていた立場と呼ばれる休憩所。

 

三日月村

旅籠屋。現在で言うと旅館のことです。

一泊二食で昼食は無し、馬を連れている旅人が多かったため馬小屋が併設されているのが一般的。

専業で旅籠屋を経営している所は少なく、農家が兼業で営業していたそうです。

ここは泊まれないです。

 

三日月村

旅籠屋の出窓欄干からこちらを見つめる女性。

 

 

 

いちのまる
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和製えろてぃしずむですね!

そんないやらしいことしか考えられない大人になってしまいました。

 

三日月村

宝暦年間(1751年~1764年)の前後に一杯酒を提供する居酒屋が出現するようになりました。

居酒屋は『縄暖簾(のれん)』『芋酒屋』などと呼ばれていたそうです。

縄暖簾は縄の暖簾(のれん)を入口に垂らしていたことから、芋酒屋は酒の肴に芋田楽を提供したことが由来になっています。

 

三日月村

そば屋。

そばの歴史は古く奈良時代以前に伝来されたといわれています。そば焼きやそば掻きと区別するために昔はそば切りと呼ばれていました。

現在でも使われている『二八そば』の名称は江戸時代から使われていたそうです。一般的にはうどん粉、小麦粉が2、そば粉が8(もしくは逆)。2:8で二八そば、うむもっともらしい。あとは価格が16文だったから2×8=16で二八そば。うむ…。だがそんな簡単な問題ではないらしい。

この件は奥が深すぎる……。わたしにゃ手が負えない。知りたい方は大阪・上方の蕎麦さんを参考にしてください。

 

三日月村

旅人の憩いの場であった茶屋。

居付き茶屋は茶屋に経営者の住まいが併設したもの。旅籠屋を保護する理由から茶屋が旅人を宿泊させることは禁じられていました。

また妻、嫁、娘が店に出ることも禁じられていたようです。

 

三日月村

群馬県は『粉の国』として有名でうどん粉、そば粉、こんにゃく粉の製造に水車は絶対必須でした。

また桐生や伊勢崎の織場では動力源として水車が沢山動いていたそうです。

この水車は岐阜県飛騨高山の匠が釘を使用せず良質な栗の木を組み合わせて製作したものです。

 

木枯し紋次郎

三日月村

『あっしには関わりのないことでござんす』の決め台詞で知られている木枯し紋次郎。

笹沢左保の小説の主人公です。テレビドラマや映画でとても人気のようですが実は見たことないです……。

無宿の渡世人『紋次郎』が様々な事件に巻き込まれていく一話完結の物語みたいですね。今度時間があるとき見てみたいと思います。

 

怪異現洞

三日月村

さて3つのアトラクションの1つ怪異現洞。

ネタバレになるので中の写真は載せません。

お化け屋敷ではないので暗い場所が嫌いでなければ臆することはありません。小さなお子さんも親が付いていれば全く問題ないでしょう。

 

絡繰屋敷

三日月村

ここは写真撮影禁止。

ネタバレしたらもの凄くつまらなくなりますからね。

隠し扉を見つけながら先に進んでいくという内容。先人の知恵が詰まった面白いアトラクションです。

 

不可思議土蔵

三日月村

ここはヤバい。取り敢えずヤバい。何がヤバいって本気で気持ち悪くなる。

一見普通の建物ですが、中で立つとフラフラします。

 

三日月村

実際にはこんな感じで建物自体が傾いています。

頭では理解しているつもりでも思い通り身体が動かない体験ができる錯覚を利用したアトラクションです。

面白かったのですが気持ち悪くなってすぐ出ました。

 

終わりに

三日月村

三日月村には家族、もしくは友達と行きましょう!(単身突入した私は後悔しました……。)

絡繰屋敷は知らない親子と同席して共に謎解きしました。その親子はとても感じの良い人たちだったので救われました。でも切なかった。

三日月村はジャパンスネークセンターと共有の駐車場なので午前と午後にわけて観光出来るところも良いですね。

小学生の自由研究題材として両施設とも重宝するのではないでしょうか?

付近に藪塚温泉があるので宿泊施設にも困らないのもいいです。

東毛地区(群馬県の東側)へ訪問する機会がございましたら、是非藪塚町にお越しください。

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