足摺岬について!何故、ここは心霊スポットと言われるのか?

足摺岬

高知県土佐清水市にある足摺岬。

有名な心霊スポットとして知られている。

理由は次の写真をご覧いただければ分かると思う。

 

足摺岬が心霊スポットと言われる理由

足摺岬

いわゆる自殺の名所というやつである。

とある漫画の『金は命より重い・・・・!』という言葉は余りに有名だが、或いは地下労働施設で借金の返済が終わるまで強制労働に追い込まれるような事もあるのかもしれないけれども、大抵の場合はそこまではいかない。

金銭問題に限らずだが、絶望に打ち拉がれる人間の視野は限りなく狭くなっている。

様々な状況が想定できるので無理に生き続けるべきだと断言はしないが、時間が解決する場合も多いだろうから、まずは支援機関に相談してみて埒が明かないようなら逃隠れたり居直ってしまうのも手かもしれない。と言っても、そうすることによって第三者から想像を絶するような攻撃をされる可能性も捨てきれないので、何とも言い難いのだが…。

足摺岬の由来

足摺岬

『とはずがたり』という鎌倉時代に書かれた日記に足摺岬の名の由来が綴られている。

とある僧侶が修行をしていた。その僧侶には小坊主Aが仕えていた。

ある日、別の小坊主Bがやってきて食事を共にするようになった。小坊主Aは自分の食事をいつも小坊主Bに分け与えていたが、主人の僧侶は見兼ねて『あまりそういうことはよろしくないです。』と小坊主Aに注意をする。

小坊主Aは『わたしはあなたにご飯をあげたいけれど、主人に怒られちゃうので今回限りで終わりにします。』と小坊主Bに残念そうに告げた。小坊主Bは言った。

『あなたの憐れみが忘れられません。是非、わたしの家に来てください。』

『?』となりつつも小坊主Aは小坊主Bに付き従う。主人の僧侶が不思議がって2人の後を付けてみると岬に辿り着き、2人が舟に乗り込み南の方角へ進んでいく姿を見た。

『小坊主Aよ!私を見捨ててどこへ行く?』

すると小坊主Aは『私は浄土へ参ります。』と言った。

なんと2人は菩薩の姿になって極楽浄土へと向かって行ったのだ。

主人の僧侶は悲しくなって泣きながら足摺りをした。

それから暫くしてこの岬を足摺岬と呼ぶようになった。

いちのまる
いちのまる

教訓的な御話ですね。
小坊主Aの行いは仏教徒として正しい行為だったんだね。

 

足摺岬の七不思議

足摺岬

足摺岬には七不思議がある。

ここでは割愛するが気になる方は↓のサイトへどうぞ。

七不思議巡りをしてみたが、色んな意味で面白かった。

 

終わりに

足摺岬

足摺岬には唐人駄場遺跡や白山洞門と呼ばれる場所があり、それらはパワースポットとして知られているようだ。

残念ながら時間に限りがあって見物出来なかった。

いちのまる
いちのまる

心霊スポットとパワースポットって紙一重で混在している場所って意外と多いよね!

神様も幽霊もこちらの対応によって態度を変えるのかもしれないね。

ジョン万次郎に関する史跡などもあるようなので、次回は足摺岬周辺で一泊してじっくりと観光しようかと考えている。

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