トーマス・ブレーク・グラバーは幕末期の日本で活躍したスコットランド出身の武器商人である。
混乱極まる日本国内で各方面に武器を売り捌いたことから『死の商人』の異名を持つ。
仰々しい二つ名に感じるかもしれないが、武器の売買は侵略の一つの手段だ。
金銭を支払わせ武器を渡し、内乱を煽り、国力を弱体化させる。最悪、植民地に成り果てる。
長崎県長崎市にグラバーが過ごした邸宅が保存されている。
敷地はグラバー園として整備され、全国から多くの人々が訪れる観光名所になった。
さて、そろそろ本題に入ろう。
私は何度かグラバー園に訪問しているのだが、全く知らなかった。
心霊の噂なんて…。
原因は一つの写真にあるという。
『ハナの結婚式』と称される展示写真に幽霊が写り込んでいるらしい。
心霊写真があると知っていれば意地でも探しただろうが、そんなこととは露知らずチャンスを逃してしまった。
ネットで確認できたので気になる方は探してみると良いだろう。
私の感想は『うん、まぁね…。そう見えなくもないけど。』って感じだ。
終わりに
グラバー園に心霊の噂があると初めて知ったとき『その根拠は如何に?調べねば!』と高揚した。
事実を知り『本当か嘘か分からないような心霊写真一枚で心霊スポットになってしまうのか…。』と落胆してしまった。
ここは心霊スポットではない気がする。
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