青森県弘前市の正伝寺に所蔵されている『渡邊金三郎 僧 光惇 断首図』。
1970年代のワイドショーで閉じているはずの目が開いたと問い合わせが殺到した掛け軸である。
正伝寺のホームページに掛け軸とその曰くが紹介されている。ページには閲覧者を驚かせるようなギミックが用意されているので、グロテスクな描写に抵抗がないならば見てみるといいだろう。またネットで掛け軸の名前を検索すると当時の動画がHITするから気になる方は検索するといい。
正伝寺は心霊スポットとして知られている。断首図の影響であろう。
といっても過剰に恐れる必要のない心霊スポットだと思う。断首図が不幸をもたらす強力な呪物だったとしたら正伝寺は何かしらの災難を被っていたに違いないが、今でも無事存続しているということは当代の和尚さんが呪いを抑え込んでいるか、或いはそもそも呪いなんてなかったということなのだろう。
一度、実物を拝みたいものである。
コメント