その昔 人騒がせた おばけ石
守谷のふるさとかるた『そ』より
写真の背の高い石碑がおばけ石である。正式名称は成田不動明王石碑という。
1975年(昭和50)の夏にこの石碑に人間の顔が浮き出ていると世間を賑わせた。長髪の女性、或いは老人の顔に見えると云われていたようである。人によって見え方が異なっているので、ぼんやりと映る程度だったのかもしれない。
最初は地元の噂に過ぎなかったが、噂が拡散され新聞や週刊誌、テレビなどで報道されるようになり、全国的に有名な怪奇スポットとなった。
いちのまる
国立国会図書館におばけ石について書かれている週刊誌があるっぽいので、時間があるときに探しにいってみようかと考えています。
ここにあった賽銭箱を盗んだ人がバイクで事故を起こしたため、おばけ石の祟りだと恐れ戦き代理人を立てて箱を返却したいうエピソードもある。この盗人はしっかり捕まったのだろうか?
終わりに
夏の間は噂を聞きつけた物好きが大勢集ったが、秋ごろになるとすっかり静かになったそうだ。短いオカルトブームであった。その後、スプレーで悪戯されておばけ石の顔は見えなくなってしまったと云う。
石碑をアップすると上を向いた長髪の女性の横顔に見えなくもないけれど、これは違うだろうな……。
この守谷市のHPにある『守屋の七不思議(リンク切れ)』を参考に執筆した。
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