神秘的で最恐なパワースポット、白鹿権現(ししごんげん)。
この記事には衝撃的な写真が数枚あるので、恐怖系が苦手な方はブラウザバックをしたほうがよいかもしれません。
山道の運転に慣れていない方にとっては、なかなか辛い道中になります。目的地に至る道はかなりの悪路で狭隘なので緊張しながら運転しました。しかも意外と車の往来があります。
場所は秘密。
ここが白鹿権現&熊野神社入口です。
どうにか車を一台(大きい車は無理)停められるスペースがあるので駐車して突入。
熊野神社
熊野神社はこんな感じです。なんか神社っぽくないですね。
後ろの本社はえぐれた岩の内にあって独特な雰囲気を醸し出しています。
入口の鳥居の先が分岐になっていて左が熊野神社、右が白鹿権現へ向かう道になっています。
白鹿権現の難所
鎖場です。10m程の岩場を登って行きます。
はい、また鎖場です。更に10m程の岩場を登って行きます。
はい、またまた鎖場です。更に更に10m程の岩場を登って行きます。
直角とまではいいませんが、かなり急な斜面です。滑らない靴と滑り止め付きの軍手があると楽になりますので装備していきましょう。
なお、落ちたら大怪我もしくは最悪死にますので体力と腕力に自信がない方はあきらめましょう。
白鹿権現
鎖場を進んでしばらく歩くと到着。洞窟のなかへ。

うぉ?!なんだこれは???
アップにしてみます。
イノシシの頭蓋骨。
これは狩猟儀礼の一種で仕留めた動物を白鹿権現へ奉納することによって豊猟を祈願し、神や自然に対して感謝の気持ちを表しているそうです。
白鹿権現の由来
平安時代の後期に地元の猟師が毛並みの良い鹿を山中で発見しました。そして猟師は捕獲すべくと西神野まで必死に追い詰めました。しかしさっきまでいた鹿がいなくなってしまったではないか。
すると岩場から光が出て『私は国を保護する熊野の神だ。信仰しなさい』と仰るわけです。猟師は恐れ戦き神の指示に従いここに祀りましたとさ。
平安時代初期にあった天台宗、慈覚大師の白鹿伝説と似たような話ですね。また鹿は神の使いとしても有名なのでこういう話が出てくるのでしょう。
神の使いの由縁を知りたい方は日本神話の武甕槌命と天迦久神の関係をググってみてください。
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