夜景絶景!心霊写真が撮れるらしい十文字高原の昼と夜を見比べてみた

別府八湯・明礬温泉を少し登ったところに十文字高原はある。

壮観に優れ正面には別府湾と別府の町並み、西に国東半島、東に大分市が広がる。視界が良好であれば、遥か向こうの四国地方までもが見えるらしい。特に夜景が美しさが有名で、人里離れた山奥に位置するにも拘わらず、遅い時間でもチラホラ人が訪れる。

そんな十文字高原だが、心霊スポットの噂がある。心霊写真がよく撮れると人づてで聞いたが、根拠となりそうな事故や事件が起こった過去は見つからなかった。

高原展望台のすぐ近くに小さな霊園があるからそのような噂が立ったのかもしれない。ただ霊園は2007年(平成19)~2009年(平成21)の間に造られた新しいものであるから、いつ心霊の噂が流れたのかにもよるが、根拠としては弱い気がする。

十文字高原にある自衛隊の演習場は戦前に旧日本軍の演習場として利用されていた。戦後は米軍に接収され周辺住民と大いに揉めたそうだ。命が奪われるトラブルまでに発展したかどうかは分からないが、戦争の歴史は心霊の噂の発端になるケースが多いので、それが原因かと想像してみたが少し無理があるだろうか。

 

十文字高原の昼と夜

十文字高原

 

十文字高原

国東半島方面の様子。

手前の施設は立命館アジア太平洋大学(APU)。

夜の国東は暗い。

自然豊かで独特な宗教観を持つ興味深い地域だけれど、見事な程に過疎化が進んでいる。

県名を冠する空港があるのにどうしてこうなったか?

 

十文字高原

 

十文字高原

別府の亀川温泉方面。

塩化物泉で有名な温泉。

まだ行ったことがないので、どんなお湯なのかは知らない。

 

十文字高原

 

十文字高原

別府市、大分市方面。

手前が別府市で海の向こうが大分市。

中間の小山はサルで有名な高崎山で、かつて豊後大友氏の山城があった場所でもある。

別府市の真ん中位にある丘は実相山と言って、戦国時代末期に現在の別府市街で黒田官兵衛、細川忠興連合と大友義統が争ったのであるが、この山に黒田・細川軍は本陣を張った。

因みにその戦いは石垣原の戦いと呼ばれている。

別府市内には古戦場に纏わる史跡が点在しているので、歴史が好きな方は温泉と合せて巡るのも一興だろう。

 

終わりに

それなりの数の写真を撮ったが、残念ながら心霊写真はなかった。

いちのまる
いちのまる

まぁ、それっぽいものを見つけても私は『シュミラクラ現象でしょ?』って誤魔化すけどね!

予想以上に昼も夜も観光客がいて驚いた。

殆どが夫婦かカップルだったので夜に凄まじく虚しい思いをしたのは忘れられない。

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