華厳の滝、湯滝と共に奥日光三名瀑の一つに数えられている竜頭の滝。
湯本に行く途中に在り飛流岩に湍る數十囘にして瀧下に達す其水㔟自ら龍頭の如し故に名くと謂ふ
明治15年8月25日発行 新撰日光山誌『龍頭滝』より
ざっくり言えば、流れ落ちる様が竜の頭に見えるから『竜頭の滝』と名付けられたということ。
17:30
冬は旅の時間が制限されて辛い。
まして山奥は尚の事。
滝を見るには時間が遅すぎた…。
肉眼ではそれなりに見えたが、暗すぎて私のカメラでは無理だった。
心霊スポットを扱うサイトとしては、夜の景色の方が映えるかもしれない。
ただ、やはり昼がいい。
何も見えなくて退屈極まりない。
竜頭の滝で幽霊が出る?
竜頭の滝の付近にある駐車場で2件の集団自殺が発生した。
両事件共に練炭自殺で2005年の事件は4名、2019年は3名の方が亡くなっている。
他には、駐車場で運転操作を誤り10m下の川に転落し4名が重軽傷を負ったという事故もあった。
終わりに
自殺者たちが竜頭の滝を選んだ理由は知る由もないが、滝下にある中禅寺湖及び華厳の滝では多くの方々が亡くなっており、それらは心霊スポットとして著名な場所になってしまった。
恐らく中禅寺湖、特に華厳の滝のイメージが竜頭の滝にも伝染してしまい噂が広まってしまったのではなかろうか?
竜頭の滝に曰く付きの噂があると知らなかったためそう思った次第である。(私の親族が日光市にいる)
だが2件も集団自殺が起きてしまった…。よって噂が消えることはないだろう。
『竜頭の滝は昔から曰く付きの場所であったのか?』という疑問の答えをご存知の方がいらしたら教えて頂ければ幸いである。
コメント