秩父湖に架かる大洞吊り橋。大洞橋とも呼ばれている。
名前の由来は下を流れる河川の名から。
秩父湖にはもう一つ似たような吊り橋が架かっているのだが、それについては以前紹介しているので以下の記事を読んで頂きたい。
大洞橋の風景
大洞橋も秩父湖吊り橋も心霊スポットの噂があり、恐らくは同様の理由が噂の根拠になっていると思われる。
これだけ高い橋ですからね…。
どれだけの方がここから落ちているのかは不明であるが、近年も身投げし死亡した事件が発生している。
橋へ向かう道中に小さな祠が安置されていた。
『昭和三十一○ 十二月一〇』と刻まれているので、二瀬ダムが完成する以前の祠。
元々、この場所に置かれていたのだろうか。もしかすると、ダム湖に沈んだ集落にあったものを移設したのかもしれない。
訪問時は渇水状態だったが水没遺構は見られなかった。
二瀬にあった集落はとても小さかったようなので、跡形もなく消え去ってしまったのだろうか?
過去の空中写真を眺めると谷間に僅かながらの田畑が広がっている様子がわかる。モノクロかつ鮮明でないため人家などの建物は判別出来なかったが、確かに人間の営みを感じられる。
橋上の藤岩トンネルで心霊写真?!
大洞橋の直ぐ上にある藤岩トンネルをスマホで撮影したのだが、不思議な写真が撮れてしまった。
単なる機械の不具合だよね…?
心霊写真ではないと思うが、今までこういうことはなかったので少々驚いた。
終わりに
稲川淳二氏の『恐怖の現場』という心霊ドキュメントDVDシリーズで『秩父湖の吊り橋』が紹介されている。
名前からしてもう一つの吊り橋が舞台だと決め込んでいたのだけれども、どうやら大洞橋がロケ地のだったようだ。
物凄く似通った両橋、さらに動画は夜間なので、なるほど判別が難しい。
しかし、よくよく観察してみると秩父湖吊り橋ではないことが判る。(看板などから)
どっちも心霊の噂があるから大した問題じゃないのかも。
まぁ、心霊スポットの噂や根拠なんて曖昧なことばっかりだからね…。
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