1985年(昭和60)に開通した八王子バイパス・鑓水から片倉間の高架下に知る人ぞ知る廃トンネルが存在する。
心霊スポットとして有名な場所らしいが、その曰くははっきりしない。
恐らくは八王子1トンネルの直近に霊園があるためだと、私は思っている。
事件や事故の有無も確認してみたけれど、それらしき情報は見つからなかった。
八王子バイパス全体で見ると、そこそこ事故が発生しているみたいですが、今回のトンネルは関係なさそうね。
これ以上は特筆することがないので、当記事は写真メインでお送りしよう。
八王子1トンネル
八王子1トンネルは非常にわかり辛い場所にある。
初見だとなかなか見つからないかもしれない。
私はかなり彷徨った。
八王子2トンネル
八王子2トンネルは現役である。
竣工当初は2車線だったのだろうか?
片側は封鎖され通行不可であった。
八王子3トンネル
八王子3トンネルは他と比較して到達難易度がグンと上がる。
急斜面の道なき道を進まなければならないので大変難儀であったし、正確な場所を把握していなかったため『本当にここで良いのか?』と常に不安を感じながら探索を続けた。
もう二度と行きたくない。
終わりに
出典:国土地理院撮影の空中写真 1979年(上)/1984年(下)撮影
八王子バイパスが敷設される前と後の空中写真。
トンネルの詳しい位置は紹介できないけれど、現役の2号トンネルがある道路はバイパスが開通する以前から存在して居たことがわかる。
1号、3号がある場所は、1979年(昭和54)の写真を見る限り森林の中にあって道路は存在していない。
高架下に道を通す予定だったが、必要が無くなり未使用のまま廃トンネルになってしまったのだろうか?
敷設中の写真をよく観察すると、3号トンネル付近へと続く工事用道路らしきものが延びているので、或いは工事に関係するトンネルだったのかもしれない。
『高架橋を架けるに当たって一定間隔で空洞を設けないとならない。』とか言う決まりでもあるのだろうか?と思案してみたが調べても分からなかった。
お詳しい方がいらっしゃれば、是非ご教授願いたいところだ。
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