ここ本当に心霊スポットなのか?子孫繁栄間違いなし!鞍掛峠の道祖神の神々しい御姿をご覧あれ!

鞍掛峠

栃木県宇都宮市と日光市を繋ぐ鞍掛峠へ!

かつて交通の難所と知られていた鞍掛峠は、1997年(平成9)に鞍掛トンネルが開通すると旧道となり、今では殆ど廃道のような体裁をとっている。

1994年(平成6)の新聞記事によると『ヘアピンカーブが続く最大勾配8%の峠で、冬場になると路面が凍結し通行困難になる。昨年は30件の事故が発生した。』とある。

鞍掛峠には心霊スポットの噂があるのだが、恐らくはこの事故多発が原因ではないか?

鞍掛山にも噂があるので、もしかしたらそれに関係しているのかもしれない。

ゆう
ゆう

鞍掛山の記事も後日書くそうなので、その時に答えが出るかもしれませんね。

れい
れい

まぁ、鞍掛山も理由の無いなんちゃって心霊スポットかもしれないけどね。

※追記
鞍掛山の記事も執筆したので時間のある方はご覧あれ。
また、鞍掛峠の近くにある栗谷沢ダムを調べていた時に心霊スポットの噂のヒントになりそうな『とある事件』を発見したので紹介する↓

鞍掛峠の道祖神

鞍掛峠

鞍掛峠には心霊スポットより興味深い史跡が残されている。

鞍掛峠の道祖神である。

道祖神は峠や村境などに安置された魔除けの神様のことを言い、賽の神・道陸神などの別称もある。

疫病や悪霊から村を守るため集落の人々は道祖神を大切にした。

守護神の役割だけでなく交通安全、子孫繁栄などの想いを込めて建立されたと云う。

 

鞍掛峠

男根型の道祖神。

実に立派である!

子孫繁栄間違いなしの偶像。

塙静夫 氏の『うつのみや歴史探訪』によると、

安産岩製のこの道祖神は、高さ1.6㍍、径0.5㍍という巨大なもので、表面に『道祖尊神』、裏面に『天保十年(1839)3月』の造立年を陰刻している。

塙静夫 著 『うつのみや歴史探訪』231頁より

(鞍掛峠の道祖神とは関係ないけど)
天保10年は渡辺崋山や高野長英が幕府批判の罪で投獄された蛮社の獄が起きた年。
あと幕末に活躍する長州藩の高杉晋作が生まれた年でもある。

安山岩製というところにも子孫繁栄の想いが込められている?

考えすぎかな?

表面に『道祖尊神』とあるが『神』の字は見えない。

埋められてしまったのか、或いは折れてしまったのか?

頭の部分が少し欠けているのも気になる。

 

終わりに

鞍掛峠

道祖神から宇都宮方面に向かうと『鞍掛峠開鑿記念』の石碑があった。

これを引用して筆を置こう。

文中の『〇』は摩耗していて読めなかった文字であるが、何となく意味合いは伝わると思う。

府縣道大澤宇都宮線中延長四粁余の所謂鞍掛峠の〇〇〇〇〇大澤兩村民三十有余年に亘る宿願にして是が實現には幾多の努力〇重ねたるも遂に解決の緒を得ず

今日に及したる〇然りと雖も當該箇所の改修は單に両村の厚生福祉のみならず文化國家建設の基盤たる農村文化の向上並びに経済再建上多大の益ある

勿論〇〇〇繁栄を卜する世界的観光地域日光藤原町方面との連絡〇にと加〇るに関東の宝庫裏日光を始め福島縣西南部とを結ぶ一大動脈路線確立の一助となるものなり

特に日本再建の隘路は豊富なる物資の迅速なる輸送を期してのみ打開さるべく而も是が〇決に〇つ〇実に健全なる道路の完成にあるは論を挨たさる所なる

因つて関係地元民は道路敷地の無償提供工事労働力の一部無賃協力〇〇〇実現完遂に強固なる意志の一端を開陳し関係村代共連著を以て本線〇一回民主議會並びに小平知事に請願以來只管之か○○に〇努力を続けたる結果知事以下関係当局相次いで実地調査の上〇〇着工の運びとなり幾多困難なる事態を克服し三箇年の歳月を経て切実なる民意は結實せり

茲にこの喜びを迎へ記して○○に○○るものなる

昭和二十六年三月三十日 栃木縣知事 小平〇吉題字

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