千葉市緑区の大百池の畔に新川と呼ばれる廃旅館がある。
心霊スポットと紹介されることもあるが、どちらかと言えば廃墟として話題に上がることの方が多い。
たまたま近場に訪れる機会があったので、散歩がてら写真に収めておこうと赴いた。
廃旅館・新川についての詳細は諸先輩方が詳しく紹介しているため一部引用させて頂きながら進めていこうかと思っている。
廃旅館・新川
訪れるべき季節を違えたかもしれない。
廃墟の全容を収めたいのであれば冬がよいと感じた。
土地は狭く、取り分け上に高いわけでもない。
ネットで確認すると2階+屋上の建物だとわかりました。
旅館を経営していたとは考えにくい程の小さな箱であるが、石碑に”旅館 新川”と刻まれているという情報があるため、実際に旅館だったのであろう。
敷地内にはどうやら2つの石碑が存在するようだ。
道路からやや奥まった所に1枚発見したが、とうとう2枚目は見つからなかった。
螺旋階段が印象的な建物である。
非常に使いにくそうであるが、今となっては廃墟の価値を高める最高の付属品となっている。
この階段の他に道路から廃墟脇を通り丘上の住宅へ延びる階段からも2階に上がれた痕跡がある。
私は立入禁止区域に入らない主義なので内部の写真は1枚も撮っていない。
勇気ある廃墟探検者たちが記事にしているので内部の様子が気になる方は↓のサイト様をおすすめする。
内部はこの通り、昔見た時はもっと普通の廃墟だったのになぁと情報収集すると随分前に放火でこの様な状態に成ってしまったとの事。まあ廃度は上がったものの本当に見るべき所が無くなってしまった様だ。
終わりに
やや離れたところに野外トイレがあった。
大百池公園が設置される以前、1970年代に旅館・新川は存在していたらしい。
2000年代には廃墟として知られていたようであるが、閉業年は分かっていない。
しかしまぁ、1日1組しか泊まれないような旅館をどうして開業しようと思ったのか?
趣味ならともかく利益を出そうするならば、相当高額な客単価を定めて運営しなければ不可能であろう。
謎の残る廃墟であるが、これ以上の情報は出てきそうもないので擱筆する。
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