相模原市緑区の又野と三井を繋ぐ緑のタワーが印象的な名手橋。
『なで』と読む。由来は地名。新編相模国風土記稿の三井村の小名に名手が名が見える。
長さは180m。幅3.5m。
神奈川県のホームページによると1964年(昭和39)とあるが、1965年(昭和40)と紹介するサイトもある。
名手橋の場所
自動車でないと到達が厳しい場所にある。
国道413号の西メディカルセンター前を相模川方面へ進むと尾崎咢堂記念館に突き当たるので右方向へ。
道なりに進むと橋が見えてくる。
いちのまる
明治~昭和初期の歴史に興味のある方は尾崎咢堂記念館もどうぞ!
尾崎行雄(咢堂)は『憲政の神』と呼ばれた人物です。
名手橋と幽霊
名手橋には女性や自殺者の幽霊が出ると噂されているようだ。
一部のオカルトサイトでは自殺の名所とまで謳っているが、どうもそこまで多発している訳ではないらしい。
実際に自殺が多発していて自殺の名所と呼ばれる場所は幾つか存在するが、そのような場所はちょっと調べれば自殺に関連する情報が山のように出てくる。しかしここにはそういう情報はない。
そこまで高度が無いため落ちても楽には死ねないと思う。
転落したら中途半端な怪我をして無駄に苦しむことになりそうだ。
この場所に何かしらの思い入れでもない限りここを選ぶ理由はない気がする。
終わりに
三井側の袂に廃墟があった。住宅というよりはペンションの様に見える。
心霊の噂と何か関係があったりするのだろうか?
そういえば自殺ではないけれど、1989年(平成1)に男性の水死体が発見されたという新聞記事を見つけた。
釣り人が多い湖なので水難事故はそれなりに発生しているのかもしれない。
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