廃線上の塞がれた姥沢トンネルに囁かれる幽霊の噂

姥沢トンネル

中央本線旧線の廃線上に遺された姥沢トンネル。先日紹介した乙事トンネルから目と鼻の先にある。

乙事トンネルについては以下をご覧頂きたい。

『日本鉄道請負業史明治篇 第八一 中央線の建設』に姥沢トンネルが含まれる第二十八工区についての情報が記載されていた。

・第二十八工区

着工・・・1902年(明治35)

竣工・・・1904年(明治37)

・姥沢トンネル

長さ・・・363尺(110m)

こちらも乙事トンネルと同様に心霊スポットの噂が流れている。老婆や女性の霊が出るらしい。

『根拠は何かあるのかしら?』と思って調べてみると以下の雑誌記事が見つかった。

二十四日の中央本線姥沢トンネル内の事故

1972年(昭和47)発行 労働経済旬報 国鉄事故と国鉄当局の責任

まだ事故の詳細を調べられていないので何とも言えないが、もしこの事故で死傷者が出ていたとすれば姥沢トンネルの幽霊の根拠になるだろうか?

時間があるときに国会図書館に行って過去の新聞を漁ってみようかと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました