大谷採石場跡の平和観音へ!ここを心霊スポットと言うのはちょっと…。

平和観音

心霊スポット巡りをしていると『何故、ここが心霊スポット?!』と言いたくなるような場所にしばしば出くわす。

今回訪問した栃木県宇都宮市大谷町の平和観音はまさにそんな場所だ。

平和観音は『第二次世界大戦の戦没者を弔い、世界平和を祈念するため』に彫刻された。

 

平和観音

一部の浅薄な方々は慰霊塔を見ただけ『あそこには幽霊が出る』などと言い放ち意味もなく不気味さを演出する。

私には神仏や霊が見えないし感じないので偉そうに語れやしないのかも知れないけれど、仮にそういう場所に幽霊が出たとして、それは不気味な対象だろうか?

戦争を賛美するつもりは更々ないが、ここは英霊を弔うための場所である。

少しでも先祖を敬う気持ちがあるのなら黙って合掌すべきであろう。

 

平和観音について

平和観音

1948年(昭和23)、彫刻家の飛田朝次郎さんの指導の下、石工の上野浪造さんとその仲間で採石場の岩壁に観音像を刻み始めた。

完成は6年後の1954年(昭和29)。1956年(昭和31)には日光輪王寺の菅原大僧正によって開眼供養が行われている。

像の身の丈は26.93m(88尺8寸8分)。

寸法に8の数字が連なるのは縁起の良さを狙ったのか、或いはもっと深い意味があったのかもしれない。

 

終わりに

平和観音

平和観音は国の特別史跡及び重要文化財である大谷寺の大谷磨崖仏の前立仏に当たる。

大谷摩崖仏は残念ながら撮影禁止なので写真が無い。平安時代~鎌倉時代に彫刻されたと伝わる歴史の重みのある史跡である。是非一目見て頂きたい。

現状のまま保てるならば、遠い未来に平和観音も史跡の扱いを受けることになるだろう。

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