由布院の街並みから離れた秘湯・塚原温泉。
酸性度が非常に高く、また鉄イオン含有量は日本一という全国的にも珍しい泉質を持っています。その歴史は古く平安時代末期の豪傑・源為朝ゆかりの温泉地としても知られています。
大正から昭和初期までは3件の旅館がある小さな湯治場でしたが、現在は日帰り温泉の塚原温泉・火口乃泉だけが営業しています。
それでは塚原温泉・火口乃泉について見ていくことにしましょう。
まずはアクセスから。
塚原温泉・火口乃泉へのアクセス
大分自動車道の由布岳スマートICを下りて県道616号線に入り別府方面へ向かいます。道なりに進むと看板が出てきますのでそれに従ってください。下道は説明しにくいのでカーナビかグーグルマップで塚原温泉と調べてください!
塚原温泉・火口乃泉について
家族風呂や露天風呂もありますが別料金になります。詳細は塚原温泉・火口乃泉HPをご覧ください。
泉質は酸性で鉄やカルシウムを多く含む硫酸塩泉です。硫黄やアルミニウムも含まれています。
硫酸塩泉は傷を癒す温泉といわれアトピー性皮膚炎などにも効果がありそうです。入浴した感じ少しひりひりするような感じがありました。あとちょっと黄色っぽくて酸っぱい。
日によって変わるのかもしれませんが、お湯がかなり熱くてびっくり!ずっと湯船に浸かっていられなかったので、ちょっと浸かって、しばらく休んで、また浸かって……。を1時間くらい繰り返しました。
石鹸やシャンプーは使用できないので注意!
火口の様子
また温泉だけではなく火口の様子を見学することも出来ます。
急な坂道を5分程歩くので足腰の弱い方にはつらいかもしれません。
殺伐とした風景。
石祠。
塚原温泉から塚原越経由で伽藍岳(標高:1,045m)に至る登山道が整備されています。
難易度はそこまで高くないようだから、時間があるときに登ってみようかと思っています。

大分県には多くの温泉が点在していますが、なかでも塚原温泉はかなり特殊です。人を選ぶかもしれませんが、温泉好きなら一度は訪れたい場所ですね。
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