別府の山奥にある神楽女湖は6月になると菖蒲の花が咲き乱れ多くの観光客で賑わう。
『かぐらめこ』と読み、その由来は平安時代、鶴見岳社に歌と踊りを奉げた巫女が湖のほとりに住んで居たという伝説から来ているそうだ。
美しく神秘的な神楽女湖であるが、夜になると不気味な心霊スポットに変貌すると云う。
心霊の噂に何か根拠はあるのだろうか?
神楽女湖へのアクセス
国道10号線から九州横断道路もしくは別府市内を通る富士見通りに入り道なりに進む。
堀田三差路を日田、湯布院方面へ向かい、峠道をひたすら登ると信号(手前に志高湖や別府りんご園の看板あり)があるので、真左に曲がり(斜め左ではない!)道なりに行くと志高湖がある。
志高湖の更に先に神楽女湖はある。
神楽女湖の心霊現象
神楽女湖では女児の霊が出ると云われているらしい。
女児は迷子で『車に乗せて?』と言ってくるとのこと。
昭和初期の事件と関係している?
昭和後期、湖の程近くにある少年の家に訪れていた女児が行方不明になり、後に遺体で発見されたためこのような噂が広まったようである。
朱い塚さんに詳しく書かれているので参考にどうぞ。
本当にあった事件かどうか調べてみたものの、該当する情報は見つからなかった。
過去の新聞記事を検索出来るG-Searchで調べましたが、何も発見出来ませんでした。G-Searchは平成年間しか検索出来ないので、図書館で地方新聞を調べるしかないか…。
謎の看板の存在
『子供を乗せないでください!』という看板が神楽女湖付近にあったと云う話もあるのだが、現物を見ない事には信じられない。
事実そのような看板が存在していたなら、悪戯目的で誰かが掲げたのではなかろうか。
幽霊が実在すると仮定しての話になるが、霊障を恐れて看板を建てるくらいなら、それを鎮めるための慰霊碑や社を建てるべきだと思う。
何か湖畔に無いかと散策してみたけれど、特筆すべきことは無かった。
木々が繁茂し、夏は涼しく、空気が旨い。
日々の喧騒から逃れることで心が洗われる。
どんな不気味な場所なのか、訪問前はワクワクしていたが拍子抜けである。
夜は怖いだろうが、ひと気の無い山奥の暗闇に恐怖を感じない人などいるのだろうか?
終わりに
神楽女湖付近で事故や事件が起きたという情報をお持ちの方がいらっしゃれば是非教えていただきたい。
次は菖蒲が咲いている時期に赴こう。
コメント
はじめまして。
突撃のコメントすみません
看板で思い出したのですが、19年ほど前だったと思うのですが、ハーモニーランドに「黄色いカッパを着た人に声をかけないでください」という看板があって不気味に思っていたのですが、その事を当時ハーモニーランドに務めていた母に聞いても覚えがないと言われて未だに気になっているのですが何かご存知あればと思いコメントさせていただきました。
親ばかうさぎ さま
コメントありがとうございます!
その頃は大分県にいませんでしたのでわかりません。
国道10号線、ハーモニーランド付近のカーブで事故が起こりやすいという話は聞いたことがあります。
カッパは初めて聞きました。もしそれに関する情報が見つかりましたら連絡致します。