命の看板が掲げられている草木橋。ここから落ちても楽には死ねないからオススメはしない…。というかヤメよう!

草木橋

群馬県みどり市草木ダムに架かる草木橋。

1975年(昭和50)、ダム建設事業の一環で架けられた長さ400mの上路式トラス橋である。

草木ダム周辺には多くの心霊スポットが点在していて、草木橋もその一つに数えられているようだ。

少し詳しく見ていこう。

 

草木橋と草木駅

草木橋

幽霊出没の噂の一つに水没集落の存在が挙げられる。

草木の谷には幾つかの集落があり、悉く沈められ、およそ200の世帯が立ち退きを余儀なくされた。

かつては『わたらせ渓谷鉄道』が谷を走っており、草木橋の下あたりに草木駅があったそうだ。

今でも渇水状態になると集落の名残が顔を出す。

親族の一人が足尾に住んでいて学生時代に『わたらせ渓谷鉄道』を利用し桐生まで通っていたため、当時の風景をおぼろげながら語ってくれたことがある。

『大きな谷になっていて、吊橋が架かっていた。』そうだが、当時の写真を見たことがないので真偽はわからない。

 

草木橋と投身自殺

草木橋

某心霊スポット配信者のライブ動画を拝見していて、初めて知ったことなのだが、草木橋には『命の電話』の看板が掲示されている。

何度か渡橋していたのにも関わらず知らなかったので、配信者さんに『命の電話なんて、昔からありました?』とコメントした。

どうやら昔から存在していたみたいだ。

欄干が腰の高さ程しか無く誤って落ちる可能性もあるし、当然簡単に飛び降りられる。

ただ、満水時ならすぐ水面に’’ぼちゃん’’、渇水時でもそこまで高い橋ではないので、間違いなく苦しんで死ぬことになると思う。

終わりに

草木橋

自殺は事件や事故と違って新聞などの記録に残らない可能性が高い。

よって深入りはしないことにした。

しかし、命の電話が掲げられている場所では間違いなくそれが発生している。しかも、それなりの数の。

草木ダム建設時に数名の方が殉職しているし、湖周辺で事件や事故も発生している。

ここに限らず日本各地の多くのダムに心霊スポットの噂が流布されている。

山奥にあるダムの宿命なのかもしれない…。

コメント

  1. 大原 太 より:

    いちのまるさんこんにちは。
    草木ダムに沈んだ集落には「高草木(たかくさき)」姓の方が多かったんですよ。
    ダム建設の為に皆さん普通に移転して行きました。

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