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上毛三山・赤城山に鎮座する赤城神社に参拝【群馬】

赤城神社

上毛三山の一角、赤城山。

山頂部の赤城神社には、多くの神様が奉られているため沢山のご利益があると云われています。

心身健康 ・ 無病息災 ・ 病気平癒 ・ 開運招福 ・ 家内安全 ・ 商売繁盛 ・ 社運隆昌交通安全 ・ 旅行安全 ・ 工事安全学業成就 ・ 試験合格 ・ 芸事上達 ・ 必勝 ・ 当選 ・ 良縁 ・ 縁結び ・ 子授け ・ 安産 ・ 子育て ・ 初宮詣 ・ 七五三厄除け ・ 方位除け ・ 心願成就

いちのまる
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これだけご利益があるなら赤城神社に参拝するだけで済むじゃん!?

というわけで老若男女問わず多く人々が参拝するパワースポットなのです。

 

赤城神社へのアクセス

遠方からいらっしゃる方は関越自動車道・赤城ICを下り赤城山方面へ向かいます。しばらく直進し畜産試験場の交差点を左折。進むと赤城山頂上付近に着きます。

T字路を右折すると大沼の湖畔が見えてきます。

 

赤城神社について

赤城神社

大沼に浮かぶ真っ赤な神社。

大沼は正式には『おの』と読むそうですが、私(群馬県民)は普通に『おおぬま』と呼んでいました。

いちのまる
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真冬に行われるワカサギ釣りが有名ですね。

 

赤城神社の神様

赤城神社

御祭神は磐筒雄命(いわつつおのみこと)と赤城姫命(あかぎひめのみこと)です。磐筒雄命は火神のカグツチの首を切った剣に付いていた血から生まれた神様。岩に関する神様と云われていますが、詳細はわかっていません。

赤城神社によると↓

殖産興業、厄難消除、学問芸術の神又特に火防の神として高い御神徳を発揚せられます。

赤城神社 HP ご由緒より

 

赤城姫命は↓

一説に「赤城姫命」(あかぎひめのみこと)は大胡氏の息女ともいわれていて、旧別当は天台宗東叡山寛永寺末、赤輝山円明院当覚寺(江戸名所図会には東覚寺と記載)で同寺の本地仏は乗馬姿の地蔵尊でありました。

かつての神仏混淆の頃、赤城大明神の御神影であると称して当覚寺から氏子中へ頒布したことがあるので、今なお折々氏子中の旧家に散見されるため、当社の祭神である「磐筒雄命」(いわつつおのみこと)とはかかわりはないが、合殿とされています。

赤城神社 HP ご由緒より

いちのまる
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磐筒雄命も赤城姫命も詳細がよくわからない神様ですね。

 

赤城神社の歴史

赤城神社

赤城神社は少なくとも平安時代には存在していたようですが、創立についてはよくわかっていません。当初はここではなく麓の村落に創立され、後に大沼湖畔に遷宮したのではないかと云われています。

赤城山に限ったことではありませんが、鎌倉時代に入ると山籠もりの修行する修験道と仏教が混じり日本特有の独特な宗教観を呈するようになりました。

室町時代後期に成立したと伝わる日光山縁起では栃木県日光山と赤城山の神様が中禅寺湖を奪い合ったという物語が残っています。日光権現は大蛇、赤城大明神は大百足に変身し戦いました。残念ながら我らの赤城大明神は敗北しています。

江戸時代には前橋藩を中心として上野国(群馬)の民衆の信仰を集めています。

明治時代の廃仏毀釈により仏教色が無くなり現在に至ります。

 

終わりに

赤城神社

赤城山南麓出身の私は毎日この山を見て育ったため特別な思い入れがあります。

群馬から離れるとき任侠・国定忠治の『赤城の山も今夜を限り……。』がいつも頭に浮かびます。まぁ、忠治みたいに悪いことをして追われているわけでもなく、二度と帰れないわけでもないのですが。

 

上毛三山(赤城、榛名、妙義)の頂にはそれぞれ神社が鎮座しています。

それぞれ、素晴らしい風格を備えていますので、群馬に訪れた際には是非訪問してみて下さい。

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