トンネル

神奈川県

関東大震災の復興事業の一環で穿たれた大原隧道

1923年(大正12)に発生した関東大震災から5年後の1928年(昭和3)に復興事業の一環で水道本管の敷設を目的として竣工されたトンネルである。現在も地下には水道管が通っていて活用されている。延長254m、高さ3.62m、幅2.44m。
神奈川県

川端康成の怪奇小説【無言】に登場する小坪トンネルへ

神奈川県鎌倉市と逗子市の境、名越切通の下部に6本のトンネルが並ぶ。その内の名越隧道と小坪隧道は1883年(明治16)に地元の有志によって穿たれたトンネルが前身となっており、大正年間に拡張や補強が為された。坑口部のレンガ積みは当時の面影を残す貴重な土木史跡として認められている。
千葉県

東京湾観音に続く参道にあった観音隧道へ

大坪山の東京湾観音に続く参道の道中に観音隧道という廃トンネルがある。新しく道が敷設されてから使用されなくなり、現在は封鎖されている。 1958年(昭和33)12月に竣工されたので、時期的に東京湾観音を詣でるために穿たれたトンネルだと思われる。
東京都

西新井駅近くの地下道に老婆の幽霊が……?

心霊の根拠を明らかにすることは叶わなかったが、これだけ事故が起きているとなると良からぬ噂が流れてしまうのも理解出来なくはない。幽霊の仕業と言ってしまえば気楽ではあるけれども、そんなことはなく様々な要因が重なり合って事故が発生しやすい環境になってしまったように感じられた。
東京都

都会の心霊スポット!墓地の下を通る千駄ヶ谷トンネルへ

千駄ヶ谷二丁目、仙寿院交差点と神宮前交差点の間に位置する千駄ヶ谷トンネルには心霊の噂が流れているらしい。"化けトン"と言えば、ひと気の無い薄気味悪い所を想像するが、千駄ヶ谷のトンネルは味気のないボックスカルバートである。このような現代的なトンネルに如何なる曰くがあるのだろうか?
東京都

何故、水甫トンネルに女性の霊が出ると噂されているのか?

八王子市鑓水の水甫地区は多摩ニュータウンの最西端に位置している。大字鑓水も水に関する地名なので、この辺りは豊かな水源に恵まれていたのだろう。ところで、同区の水甫トンネルには女性の霊が出るという噂があるようだ。これは1974年(昭和49)に発生した大場啓仁事件が関係していると思われる。
東京都

曰く付きの八王子1トンネルと、ついでに2、3号にも挑戦してきた。化けトン三兄弟・探索記!

1985年(昭和60)に開通した八王子バイパス・鑓水から片倉間の高架下に知る人ぞ知る廃トンネルが存在する。心霊スポットとして有名な場所らしいが、その曰くははっきりしない。恐らくは八王子1トンネルの直近に霊園があるためだと、私は思っている。
埼玉県

峠と同様に幽霊が出る噂のある正丸トンネルを眺めてきた!国道299号は『魔の299号』と呼ばれているらしいが…。

1982年(昭和57)に正丸トンネルは開通した。ここに心霊スポットの噂があるのは、以前紹介した正丸峠とほぼ同じ理由だろうから、深くは掘り下げない。詳しくは以下の記事で紹介しているので、是非ご覧いただければと思う。
埼玉県

オレンジのライトが映える双神トンネルへ!心霊スポットと噂される理由は何かあるのか?!

秩父市荒川贄川地区にある双神トンネルへ!埼玉県が管理道路しているトンネルでは現役最古と云われている。1943年(昭和18)竣工、109.9m。幅は自動車がすれ違えない程に狭い。オカルト界隈では荒川トンネルとも呼ばれているようだ。
栃木県

須花トンネルの歴史。超有名な心霊スポットで何があった?

栃木県足利市と佐野市を繋ぐ須花峠に穿たれた須花トンネル。昭和期に掘られた現トンネルの両側に2本の古い隧道があり、それらは竣工された時代から明治トンネル、大正トンネルと呼ばれている。それぞれ幽霊が出ると噂されているようだが、事故や事件が多発しているという話は聞いたことがない。
栃木県

深山隧道と木の俣地蔵!心霊スポットの由縁がわからなかった件

栃木県と福島県を結ぶ黒磯田島線にある深山隧道へ!1973年(昭和48)に造られた深山ダムに合わせて1969年(昭和44)に竣工されたトンネルである。心霊スポットの噂があるようだが、何か根拠はあるのだろうか?心霊スポットを扱うサイトを読むと『過去に焼身自殺があった。』と書かれていることが多い。
栃木県

栃木屈指の化けトン?!矢板トンネルの歴史について調べてみた

栃木県で著名な心霊スポット『通称・矢坂トンネル』に突撃!矢坂トンネルの正式名称は弥五郎坂トンネルで、かつてここには東武矢板線が通っていた。それでは、弥五郎坂トンネルの歴史を振り返ってみることにしよう。矢板線の始まりは1924年3月。下野電気鉄道によって新高徳~天頂間10.1kmが敷設された。
群馬県

神流湖や金比羅橋の巻き添えを食らって心霊スポットになってしまった門ヶ谷トンネルへ

神流湖(下久保ダム)の湖畔沿いを通る十石峠街道(国道462号)にある門ヶ谷トンネル。直ぐ近くに金比羅橋があるため併せて心霊スポットとして紹介されることがある。このトンネルで事件や事故が起こった記録は残っていない。神流湖沿いには幾つかのトンネルがある。それぞれに曰く付きの噂があるようだ。
群馬県

父母トンネルに纏わる怪談と地名の由来・歴史について

父母トンネルは国道299号線上に開通されたトンネルである。乙父(おっち)、乙母(おとも)の境に貫かれたため父母と名付けられた。1985年8月に起きた日本航空123便墜落事故の現場から近いため幽霊が出没するという噂があるようだ。深夜になると少女の霊が大阪に行くのにはどうしたらいい?と聞いてくるらしい。
栃木県

幽霊出没?!越床峠の廃道と明治期に掘られた廃トンネルについて!

栃木県足利市と佐野市を繋ぐ越床峠(こしどこ)。1995年(平成7)に越床トンネルが完成してから峠道は使用されなくなり、現在は廃道になっている。通行止めになっているが、旧道に登山口があるため徒歩や自転車なら進入可能である。道はかなり荒れているが、道路標識や看板は綺麗に残っていた。
栃木県

ほんとに心霊スポット?!日光と足尾を繋ぐ日足トンネルを眺めて

日光と足尾を繋ぐ2765mの日足トンネル。1973年着工。1976年に完成し、1978年に開通した。それまで、日光・足尾間は交通の難所である細尾峠を越えなければならなかった。足尾から群馬に抜ける足尾線(わたらせ渓谷鉄道)が敷設されるまで、足尾銅山で採掘された銅は細尾峠を越えて輸送されていたと云う。