津久井湖北岸に穿たれた岳雲沢隧道(通称・津久井トンネル)とは?

岳雲沢隧道

これは津久井湖北岸にある岳雲沢隧道。

ネットでこのトンネルの情報を調べると殆どが『たけくもさわ』と記しているが、建通新聞のトンネル修繕についての記事では『がくうんざわ』とルビが振られていた。

『トンネルの長さは31.2m。幅員6m。竣工年は1961年(昭和36)』とのこと。

城山ダムの完成が1965年(昭和40)なので、ダム建設の動線を目的として穿たれたのだろう。

津久井トンネルと紹介されることもあるが、これは俗称であろう。

 

※追記

自治体に確認したところ『がくうんざわ』が正式な呼び名だと判明した。

【つくい町の地名】という資料に音字『がくもざー』とあり、これは『崩れ易い地質のところ』を意味するらしい。

明確な資料は発見出来なかったが『ダム工事の際に整備された可能性があるのではないか』とのこと。

 

岳雲沢隧道の場所

岳雲沢隧道

自動車で行くなら下のgooglemapを参考にしていただきたい。

神奈川中央交通のバスが出ているようだが、場所が場所だけに運行数が極めて少ない。

最寄りのバス停は峯の薬師入口。

行きはJR橋本駅からバスに乗り、帰りは国道413号に出てバス停を探すと良いと思う。私なら帰りは津久井湖を眺めつつ花の苑地まで歩いて行って休憩しながらバスを待つ。

 

 

ネットで見る岳雲沢隧道の幽霊の噂

岳雲沢隧道

幾つかのオカルトサイトを確認すると以下のような噂が紹介されていた。

①白い着物の女性の霊

②浮遊する生首の霊

③クラクションを鳴らすと霊が出る

詳細を見ていこう。

①女性の霊

津久井湖に関わる心霊スポットには何故か女性の霊の噂が多い。津久井湖の記事でも触れたので詳細は割愛するが、それなりに事件や事故が起きている場所なのは間違いない。

しかし女性の被害者の比率が高いわけではない。女性の霊に限定される理由は不明である。

 

②生首の霊

実際の映像は確認出来なかったが、2009年(平成21)12月18日にテレビ東京の番組でこのトンネルが放映されたそうである。

番組では岳雲沢隧道を『神奈川県の生首トンネル』と紹介したらしい。

生首の根拠はさっぱり分からない。

 

③クラクションと霊

記念すべき6本目のクラクション系心霊トンネル。

現在の科学では『クラクションと幽霊の関連性』は判明していない。

 

終わりに

岳雲沢隧道

残念ながら心霊の噂に対する具体的な根拠は見つからなかった。

いちのまる
いちのまる

ここは、なんちゃって心霊スポットかな?

これいうと『オカルト界隈の過激派』から痛烈な批判を受けることがあるからあんまり言いたくないけど……。ちょっと何も無さ過ぎるよね。

岳雲沢隧道に纏わる曰くついて情報をお持ちの方がいらした是非ご教授願いたい。

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