群馬県 沢入トンネルに心霊の噂があるなんて知らなかった件 足尾銅山で採掘された銅は『あかがね街道』を南下し平島河岸(伊勢崎市)、後に前島河岸(太田市)から利根川を下って江戸に輸送された。沢入トンネルの上部を通る大名峠(おおな)は交通の難所として人々を苦しめたと伝わる。またこの先にある足尾トンネルの上部には小名峠(こな)があり、これも同様であったと云う。 2020.06.01 みどり市
愛媛県 日本三大水城に数えられる今治城の歴史について【愛媛】 宗国史という古書に『改今治地造大城、城中建五層高楼』と書かれているそうです。これは藤堂高虎が後に移った津藩の歴史について書かれたものですが、この記述が正しければ今治城には五層の天守があったことになります。しかし一次資料が現存していないですし、また天守台の遺構も発見されていません。 2020.05.31 今治市
愛媛県 甘崎城の歴史について!年に数回しか見れない城跡を遠くから眺める……【愛媛】 甘崎城は愛媛県今治市にある大三島(おおみしま)の東に浮く古城島に築かれた海城です。いつ頃からか定かではありませんが、瀬戸内海を縄張りにしていた村上水軍の一族は、大三島と伯方島の間に位置する鼻栗瀬戸を押さえるための拠点としてこの島を選びました... 2020.05.30 今治市
滋賀県 国宝・彦根城の歴史と井伊氏について【滋賀】 滋賀県(近江国)は京都が近く東国と西国の結び目に位置していたため重要な要所として発展しました。戦国時代の覇者たちは近江の重要性を理解していたので、織田信長は丹羽長秀や羽柴秀吉、秀吉は石田三成、徳川家康は井伊直政と名実共に優れた武将をここに配... 2020.05.29 彦根市
北海道 常紋トンネルとタコ部屋…。誘拐監禁され強制労働させられた人々たち 1970年(昭和45)9月10日朝。常紋トンネルの外壁から白骨化した遺体が発見された。しゃれこうべの後頭部には布切れ付着しており、その下には深い傷跡があったと云う。常紋トンネルは1912年(大正元年)に工事が始まり、1914年(大正3)に竣工された全長507mの鉄道トンネルである。 2020.05.25 北見市遠軽町
島根県 津和野城に怖い噂?!一体何があったのか?その歴史を振り返る 島根県にある津和野城。『元寇の来襲に備えろ!』という鎌倉幕府の命を受けた吉見頼行が築城した山城である。ここはどうやら心霊スポットとして知られているようだ。城の歴史を軽くさらってみたが、残念ながらその根拠は判明しなかった。では、津和野城の歴史を振り返っていこう。 2020.05.22 津和野町
奈良県 信貴山城の歴史について。梟雄・松永久秀の終焉の地【奈良】 信貴山城は信貴山の雄嶽を中心として東西550m、南北700mに広がる大規模な中世山城。郭は120以上もあったとされています。戦国時代を震撼させた戦国三大梟雄の一人に数えられる松永久秀の居城で、織田信長に追い詰められた久秀が茶器・古天明平蜘蛛を抱いて爆死したという逸話の残る場所でもあります。 2020.05.20 平群町
兵庫県 三木の干殺しとは?三木城が曰く付きの場所と噂される理由について 兵庫県三木市の三木城跡に訪れた。戦国時代、羽柴秀吉は三木城を兵糧攻めにて攻略した。余りに凄惨な戦いだったため三木の干殺しと名付けられ、現在まで語り継がれている。故に曰く付きの場所、所謂心霊スポットとして紹介されることもある。では、三木城の歴史を詳しく見て行こう。 2020.05.19 三木市
香川県 丸亀城に心霊スポットの噂?!二の丸井戸と人柱伝説が関係しているのかも 丸亀城はうどんで有名な香川県丸亀市にある標高66mの亀山に築かれた平山城である。亀山城、蓬莱城とも呼ばれるそうだ。現存天守12城の一つに数えられ、天守・大手一の門・大手二の門が国の重要文化財に指定されている。丸亀城の風景と共に歴史、そして城に纏わる怖い話を紹介しよう。 2020.05.17 丸亀市
香川県 日本三大水城に数えられる高松城の歴史について【香川】 高松城は香川県高松市にある輪郭式の平城です。北之丸の月見櫓・水手御門・渡櫓、旧東之丸艮櫓、旧松平家高松別邸である披雲閣が国の重要文化財に指定されています。海に隣接する城なので海城のカテゴリーにも入り、誰が決めたのかはわからないけれど、日本三大水城の一つとしても数えられています。 2020.05.16 高松市
香川県 讃岐国の十河城へ!鬼十河・一存の活躍と十河存保の最後【香川】 香川県高松市の南部にある十河城へ行ってきました。城跡には称念寺が建っていて十河城の主郭部分に当たります。これで『そごう』と読みます。築城時期はわかっていませんが、城跡の案内板によると『南北朝時代からの十河氏の居城だった。』とあります。 2020.05.15 高松市
香川県 引田城の歴史を南海通記を引用しつつ紹介する【香川】 引田城は東かがわ市の引田湾(瀬戸内海)に半島のように突き出た、標高82mの独立丘にある平山城です。山城と書かれる事もありますが、まぁ標高が低いので平山城でいいと思います。立地的に海城としての役割も担っていたと考えられます。ちなみに『ひきた』ではなく『ひけた』と読みます。 2020.05.14 東かがわ市
山梨県 青木ヶ原樹海が自殺の名所として知られるようになった理由について解説する 年間自殺者は1998年に3万人を超え、2003年の34427人をピークに減少していき、2019年には約2万人まで落ちた。山梨県の自殺者数は多くない。しかし、自殺死亡率はかなり高い。2018、2019年はワースト1位である。青木ヶ原樹海と言えば?と聞かれれば殆どの方が自殺の名所を思い浮かべると思う。 2020.05.13 富士河口湖町鳴沢村
島根県 浜田城と幕末に翻弄された浜田藩について【島根】 浜田城は1620年に築城が開始され、3年後の1623年に落成しました。北は松原浦、西と南に浜田川、東には浅井川、海と河に囲まれた丘陵頂上部に築かれています。浜田城が築かれた丘陵は古来より『鴨山』或いは『神山』などと呼ばれていましたが、築城する際に『亀山』と改称したとのこと。 2020.05.12 浜田市
島根県 なぜ宍道湖に心霊スポットのうわさが流れているのか?【島根】 宍道湖は松江市と出雲市に跨る日本で7番目に大きい湖である。『しんじこ』と読む。宍道は『ししぢ』とも読まれるようで、由来は『猪(しし)の道』とのこと。海水の混じる汽水湖が故に様々な動植物が生息し、島根県の産業を支える重要な湖になっている。漁業が盛んで、特にシジミ漁が有名だ。 2020.05.11 出雲市松江市
島根県 国宝・松江城にまつわる踊り子の人柱伝説について【島根】 現存12天守をご存知だろうか?天守は日本の城の象徴的建築物である。江戸時代、若しくはそれ以前に造られ、現在まで残り続けている12城の天守を現存12天守と呼ぶ。内7城は重要文化財に、残りの5城は国宝に指定されている。さて、今回のお題は松江城。この城には『踊り子の人柱伝説』があるという。 2020.05.10 松江市