栃木県 幽霊出没?!越床峠の廃道と明治期に掘られた廃トンネルについて! 栃木県足利市と佐野市を繋ぐ越床峠(こしどこ)。1995年(平成7)に越床トンネルが完成してから峠道は使用されなくなり、現在は廃道になっている。通行止めになっているが、旧道に登山口があるため徒歩や自転車なら進入可能である。道はかなり荒れているが、道路標識や看板は綺麗に残っていた。 2020.10.29 佐野市足利市
栃木県 ほんとに心霊スポット?!日光と足尾を繋ぐ日足トンネルを眺めて 日光と足尾を繋ぐ2765mの日足トンネル。1973年着工。1976年に完成し、1978年に開通した。それまで、日光・足尾間は交通の難所である細尾峠を越えなければならなかった。足尾から群馬に抜ける足尾線(わたらせ渓谷鉄道)が敷設されるまで、足尾銅山で採掘された銅は細尾峠を越えて輸送されていたと云う。 2020.10.26 日光市
栃木県 日光・中禅寺湖へ!神聖な湖上に導かれる願望者たち 中禅寺湖は男体山が噴火した際に出来た堰止湖であり、華厳の滝の源流に当たる。華厳の滝が自殺の名所であることは前述した通りだが、中禅寺湖も似たような事情があるようだ。漢方医学余談が発行されたのは1929年(昭和4)。この時点で華厳の滝だけではなく中禅寺湖でもそれなりの数の自殺があったことがわかる。 2020.10.23 日光市
栃木県 女性の霊が出ると噂される足利市の猪子トンネルに行ってきた! 1988年(昭和63)、足利市松田町と小俣町を跨る猪子峠に猪子トンネルが穿たれた。『猪子』の由来は足利の中心地から『亥子の方角』にあるからだろうか?一見すると何の変哲もないトンネルだが、女性の幽霊が出るという噂がある。幽霊出没の根拠はあるのだろうか?少し調査してみよう。 2020.10.22 足利市
栃木県 戦場ヶ原が心霊スポットってホント?!ここは戦場だったのかしら? 戦場ヶ原は標高約1400mの平坦地に広がる湿原で、男体山、太郎山、大真名子、外山、温泉ヶ岳などの山々に囲まれ、南には日光の名所・中禅寺湖や華厳の滝がある。名前の響きのせいだろうか?戦場ヶ原には心霊スポットの噂がある。『武者の霊が出た!』と言う人がいたが、神話上の戦場であり人間同士が争った歴史はない。 2020.10.16 日光市
栃木県 宇都宮の起源と伝わる二荒山神社に参拝してきた【栃木】 北関東の歴史を知るうえで外せない宇都宮、二荒山神社の門前町として栄え今に至っています。二荒山神社はパワースポットとしても知られているようです。天下を取った武将が戦勝祈願した神社ですから『勝利』に関する御利益があるのかもしれません。大事な戦いが控えている方は是非、御祈願を! 2020.10.15 宇都宮市
栃木県 餃子の街・宇都宮市の中枢にあった宇都宮城の歴史について【栃木】 宇都宮城は平安時代後期に藤原秀郷もしくは藤原宗円が築城したと伝わります。藤原秀郷は平将門を討ち取ったことで有名な武将です。鎌倉時代から安土桃山時代までの約500年間、宇都宮は藤原宗円を祖とする宇都宮氏によって治められました。宇都宮氏が滅亡したのは22代目・国綱のとき。 2020.10.14 宇都宮市
群馬県 綾戸橋で何が起きた?利根川の谷に架かる橋梁系心霊スポットへ! 利根川に架かる綾戸橋。一般的にはあまり知られていないが、一部の界隈では曰く付きの橋として扱われている。私は幼少期の頃から綾戸橋付近を行き来していたので『事故があった』『人がよく飛び降りる』など不吉な噂を耳にしていた。何があったのだろうか?久しぶりに綾戸橋を通る機会があったので調べてみることにした。 2020.10.13 渋川市
東京都 井の頭公園が心霊スポットだと噂される理由について調査したが… 井の頭公園は1917年(大正6)に開園した武蔵野市と三鷹市に跨る恩賜公園である。都会に在りながらも豊かな自然が保存されているため、様々な生物が共存し合い私たち鑑賞者を楽しませてくれる。日中は人の絶えない明るい雰囲気に満たされた公園であるが、過去の『とある出来事』から負のイメージを抱く方もいる。 2020.08.24 三鷹市武蔵野市
岡山県 謎の古代山城・鬼ノ城へ!築城の経緯と温羅伝説について 鬼ノ城は岡山県の鬼城山に築かれた山城である。発掘調査で存在の証明はされているものの、史料上に名前がない謎の城として知られている。遥か昔に築城された鬼ノ城だが、遺構が発見されてから年月は経っていない。1971年、高橋護氏が遺構を発見し神籠石系山城と発表され、1978年の調査で古代山城と確認された。 2020.08.16 総社市
宮崎県 伊東四十八城の一つ、宮崎城と悲劇の忠臣・権藤種盛について 宮崎城は少なくとも1336年には在り、江戸時代の一国一城令によって取り壊されるまでの凡そ600年間存在した。日向国は1391年以降、島津氏が守護となり、その下で複数の豪族が各地を治めていた。戦国時代になると伊東氏が頭角を現し、次々と領地拡げ一時は日向国の主要地を支配している。 2020.08.11 宮崎市
長崎県 日本最大級の内乱、島原・天草の乱と激戦の地、原城の歴史を振り返る 原城は1637年に勃発した島原・天草の乱で一揆勢が籠城し、幕府軍と死闘を繰り広げた場所である。一揆勢は敗戦後に老若男女問わず惨殺され、この地に無造作に埋められた。発掘調査でキリシタン関連の遺物や陶磁器、武器、そして人骨などが確認されている。原城の歴史、島原・天草の乱について簡単に紹介しようと思う。 2020.08.07 南島原市
長崎県 国宝・大浦天主堂の歴史について【長崎】 国宝・大浦天主堂は1865年にプティジャン神父を中心として創建された日本国内最古の現存する教会です。1597年に長崎の地で殉教した日本二十六聖人を称えるために造られたこの天主堂は禁教令で縛られていた隠れキリシタンを解放することに繋がり、日本キリスト史のなかで取り分けて重要な歴史的建造物です。 2020.08.06 長崎市
長崎県 苛烈なキリシタン弾圧が行われた雲仙地獄を眺めながら絶望する私 雲仙普賢岳の南西部に位置する雲仙温泉。雲仙は聖なる山で、かつては修験道の山伏らが修行のため山籠もりをしたと伝わる。奈良時代には僧・行基が温泉山満明寺を開山した。江戸時代初期、雲仙は地獄と化した。江戸幕府によるキリシタンの弾圧である。ここでは見るに堪えない程の拷問や処刑が行われた。 2020.08.05 雲仙市
福井県 丸岡城は神秘的な御城?人柱・お静と霞の大蛇伝説について 丸岡城は1576年に柴田勝豊が築いた平山城である。霞ヶ城とも。天守は現存12天守の一つで、重要文化財に指定されている。近年まで『日本最古の現存天守』を謳っていたが、昨今の研究で江戸時代前期に築かれたと判明した。今回紹介するのは、城に残る2つの伝説についてだ。興味深い話なので是非読んで頂きたいと思う。 2020.07.29 坂井市
岐阜県 悲劇の城・帰雲城とは?あまりに虚しすぎる最後に絶句した【岐阜】 世界遺産の『白川郷・五箇山の合掌造り集落』で有名な岐阜県大野郡白川村に悲運の城がある。流れる雲は常にこの山頂に至りもと来た空に帰るという。対岸の帰雲山の麓にあったことから帰雲城と名付けられた。詩的な響きを持つ美しい名前ですね。さて、ここで何があったのか?帰雲城の悲しすぎる最後を紹介しよう。 2020.07.28 白川村