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高島平団地のすぐそばにある赤塚公園にまつわる心霊のお話

かつて自殺の名所として知られた高島平団地に隣接する都立公園である。この公園には焼身した女性の幽霊が出るとされている。高島平団地で囁かれる心霊の噂の影響を受け、尾ひれが付いて流布されたのだろうと高を括っていたが、そうではなかった…。
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三千人塚では無かった?鎌倉攻めに関する史跡だと思って訪問したが…

厳重に柵に囲まれた小さな塚に立派なエノキの木が生え、その根元には青みがかった板碑が安置されている。この塚は新田義貞による鎌倉攻めの一環で発生した分倍河原の戦いの戦没者を弔うために建てられたという伝承から三千人塚と名付けられた。
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大正期に発生した碑文谷踏切事故に関係する鉄路犠牲者供養塔跡と責任地蔵尊

1918年(大正7)5月19日午前1時05分、銀行員の新井慶藏(34)が乗っていた人力車が南品川の踏切で貨物列車に激突され命を落とした。運転手は咄嗟に離れたので事なきを得ている。当時の踏切の係は須山由五郎(43)と竹内芳松(45)の二人であった。
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自殺の名所として有名になってしまった新小岩駅だが…。どうやら最近は…?

自殺の名所のレッテルを貼られてしまった新小岩駅であるが、2019年以降は自殺件数が減少している。というか殆ど発生していない。一体何が起こったのだろうか?2018年12月8日より成田エクスプレスなどの特急が通過する総武快速線3、4番線にホームドアが設置されたのが大きな要因になっている。
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死者160名を出した三河島事故の現地へ……。

原形を留めていない列車と圧死者。跳ね飛ばされバラバラになった轢死者。夜陰の軌道には惨憺たる光景が広がっていたのだろう。私は事件や事故、災害などの歴史にとても興味がある。これらを調べているとどうしても凄惨な写真や映像に行き当たる。
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高島平団地は何故心霊スポットとしてこんなにも有名になってしまったのか?

訪れるまで高島平団地には陰鬱なイメージしか無かったが、日中は想像に反して明るかった。休日の訪問だったということもあるだろうが、子供たちが父母と公園で戯れ、団地内のスーパーで主婦や老夫婦が買い物をしながら談笑していた。人口ピーク時はもっと賑やかだったに違いない。
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西新井駅近くの地下道に老婆の幽霊が……?

心霊の根拠を明らかにすることは叶わなかったが、これだけ事故が起きているとなると良からぬ噂が流れてしまうのも理解出来なくはない。幽霊の仕業と言ってしまえば気楽ではあるけれども、そんなことはなく様々な要因が重なり合って事故が発生しやすい環境になってしまったように感じられた。
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葛飾区の立石様。呪いの心霊スポットって噂されているらしいけれど……。

東京都葛飾区の立石地区に伝説の石『立石様』がある。立石という地名はこれが由来になっているらしい。その伝説から心霊スポットとして紹介されることもあるが、歴史的に見て曰く付きの場所と云うよりは単なる史跡、或いはB級スポットのような場所だと私は感じた。過去の新聞に『立石様』に関する記述があったので要約して紹介しようと思う。
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大量の人骨が……?都内で有名な心霊スポット・戸山公園を散策

戸山公園には心霊スポットの噂が流れている。原因は1989年(平成1)に行われた発掘調査の結果にある。箱根山の東に位置する国立予防研究所(現・国立感染症研究所)の建設現場から身元不明の35体の人骨が発見された。かつてこの場所には陸軍軍医学校があり、人骨は標本の一部である可能性が高いと云われている。
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東京大空襲によって地獄と化した言問橋へ

両岸から被災者が押し寄せ鮨詰め状態となった言問橋に、焼夷弾と火炎旋風が襲い罪無き人々を焼き尽くした。堪らず隅田川へ飛び降りた者も力尽き溺れたり、陸に戻れず凍え死んだ。空襲が去った後、橋の上は人の脂でテカテカと輝き、真っ黒な遺体が無造作に並べられ、河岸にも夥しい遺体が山のように築かれていた。
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関東大震災と東京大空襲の犠牲者が眠る東京都慰霊堂へ

東京都墨田区の横網町公園内にある東京都慰霊堂は、1923年(大正12)に発生した関東大震災の被害者の遺骨を納めるお堂として建立され、初めは『震災記念堂』と呼ばれていた。凡そ20年後の太平洋戦争末期、東京はアメリカ空軍の激しい爆撃によって関東大震災の数倍もの災禍を被っている。
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八王子の上柚木公園に幽霊が出ると聞いたので根拠を探ってみたが…。

展望広場、第五駐車場、山吹橋周辺に幽霊が出ると噂されているらしい。心霊系を扱う幾つかのサイトを拝見すると"2000年代に園内で自殺が起きた"や"公園の近くで死亡事故があった"などと紹介されていた。しかし、どれも根拠は示されていない。
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日本政治の中枢・国会議事堂!8階ダンスホールの伝説や二・二六事件が…?

日本の政治の中枢にある国会議事堂。この辺りは多数の警官が見張っていて写真一枚撮るだけでも遠慮がちになってしまう。国会議事堂に心霊の噂があると聞き入れ赴いたのだが、常に見張られている感じで、何だか悪い事をしている気分になった。
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麻布山善福寺と逆さイチョウ!なぜ心霊スポットの噂が?

さて、当ブログで紹介している場所は情報の多寡はあれど全てに心霊スポットの噂がある。心霊スポットを扱う他のサイトを拝見すると『戦国時代に討ち取った敵の手首をイチョウの近くに置いて手柄を報告した。それ故に"血吸いイチョウ"と呼ばれている。』と記されていた。
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池袋駅前直ぐにある四面塔。江戸時代に追いはぎや辻斬りがあったって云うけれど…。

池袋駅東口に四面塔と呼ばれる曰く付きの場所がある。池袋駅前公園の入口に位置しているため頗る人が多い。我が道を突き進む私だが、大勢に囲まれた状態で誰も見向きもしない旧跡を激写するのは流石に気が引ける。
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六本木ヒルズになぜ心霊スポットの噂が?!

六本木ヒルズが建設される以前には、大正年間に指定された『乃木大将誕生地』、昭和初期に指定された『毛利甲斐守邸跡』の旧跡が存在した。また、冒頭で紹介した赤穂浪士10名の切腹に纏わる碑石もあったそうだ。