関東地方

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通信に関する歴史的な廃墟・検見川送信所

1930年10月、ロンドン海軍軍縮条約の締結記念に日本初の国際放送が行われ、濱口雄幸首相の演説が検見川送信所経由でアメリカへ発信されている。太平洋戦争時には占領した各地との通信目的で用いられたと云う。戦後は日本電信電話公社が所有した。1979年、衛星放送の誕生と発達によりその役目を終える。
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千葉市緑区、大百池西岸の廃旅館・新川へ

千葉市緑区の大百池の畔に新川と呼ばれる廃旅館がある。心霊スポットと紹介されることもあるが、どちらかと言えば廃墟として話題に上がることの方が多い。たまたま近場に訪れる機会があったので、散歩がてら写真に収めておこうと赴いた。廃旅館・新川についての詳細は諸先輩方が詳しく紹介しているため一部引用させて頂きながら進めていこうかと思っている。
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佐倉城内の姥ヶ池に纏わる心霊スポットの噂

陸軍駐屯地時代、兵士の間で幽霊出没の噂が語り継がれて来たと云う。ある兵士と恋に落ちた遊女が兵営に訪ねてきたが、門衛に射殺された話。上官にこっぴどく叱られ古井戸に投身した兵卒の話。記事にはどのような霊が出たとは書かれていなかったけれど『着物の女性の霊が門の近くに…。』とか『井戸から夜な夜な泣き声が…。』的な噂が流れていたのだろうか?
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佐倉城の呪われた13階段の真相?!

歴史を知ってしまったからだろうが、心霊スポットというよりはB級スポット的な位置にあると感じた。いずれにしても面白い史跡なので、佐倉城のモニュメントとして末永く残って欲しい。佐倉城跡は城郭遺構の素晴らしさもさる事ながら明治以降の軍事施設の史跡としての価値も非常に高い。
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処刑場があった?祟りの松と西千葉稲荷大明神へ参拝

西千葉駅北口に鎮座する西千葉稲荷大明神。何処にでもありそうな稲荷社に見えるが、何やら暗い過去が秘められているらしい。インターネットで西千葉稲荷大明神を調べると『鳥居の左隣に社の由緒書きが記してある』と紹介する方がいらっしゃったので訪問時に確認したけれども、恐らく由緒が書かれていたと思われる掲示板には既に何も無かった。
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火葬場の跡に設けられた天使の森公園ってどんなとこ?

モニュメントの文に"この地より永久の旅立ちをなされた御霊の安らかなることを祈る"と"平成九年二月 佐倉市、四街道市、酒々井町葬儀組合"と記されていることから、ここには葬儀関係の何かがあったと予想出来る。『佐倉の街角記憶』を拝見したところ天使の森公園の前身に関する記事を発見したので引用させていただく。
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死人坂と東福寺の関係について

死人坂の名が記載されている文献は見当たらない。千仏堂跡には東福寺の檀家のお墓がある。千仏堂へ葬列が向かう風景から、このような俗称で呼ばれるようになったのではないかと思う。もともと東福寺の境内は1つの台地にあって、千仏堂と東福寺の間に坂は無かった。昭和30年代の開発によって台地が削られ坂が出来た。
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国の重要文化財に指定される旧花野井家住宅【千葉】

千葉県野田市にある旧花野井家住宅は同県の流山市にあった花野井四郎氏の居宅を野田市に移築した建築物です。17世紀後半の住宅と推定され、歴史的価値の高いことから国の重要文化財に指定されました。花野井家は江戸幕府の牧士を任されていたそうです。
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佐倉藩初の腑分け(人体解剖)の地、江原刑場跡へ

佐倉城跡から北西1km先に旧佐倉藩の処刑場跡がある。江原台一号公園の片隅に南妙法蓮華経の髭題目が刻まれた石碑がひっそりと安置されていた。太陽の照った真昼間にも拘らず生い茂る木々によって薄暗く、冷ややかな空気が流れる少々不気味な場所だった。
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関宿藩処刑場跡(納谷の首切塚)へ!心霊の根拠は言わずもがな……

利根川と江戸川の分岐地点に位置する中洲状の地形。利根川に並行して走る名も無き道に脇に南妙法蓮華経を刻まれた厳かな石碑が見えた。どうやらこの場所は関宿藩の処刑場があった場所らしい。殆ど情報は残っていないようだが、わかる範囲で紹介しようと思う。
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こんぶくろ池にまつわる2つの伝説と戦争史跡・柏飛行場の遺構について

千葉県柏市にある『こんぶくろ池』。こんぶくろ池自然博物公園北部にある小さな湧水池である。つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅を下車し、駅前ビル群の間をすり抜けると区画整理によって更地にされた土地が広がり始める。『こんぶくろ池』には心霊スポットの噂があるようだが、根拠は何だろうか?
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事故多発現場・呼塚交差点へ!名前の由来とその歴史について

千葉県柏市の呼塚交差点は交通量が多く渋滞や事故の多発する交通の難所である。千葉県警が発表する『交通事故多発交差点』で毎年のように名を連ねている。自動車同士の軽度な事故が大半であるが、稀に歩行者やバイクを巻き込む大事故も発生しているようだ。事故が先か、霊が先か分からないけれども、ここには幽霊出没の噂がある。
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フェンスに覆われた柳沢歩道橋で女子高生の霊が……?

千葉県野田市柳沢、国道16号に架かる歩道橋。かつて事故死した女子高生の霊が出ると噂されているようだが…。すぐ近くに小学校があるため児童の保護を目的としてフェンスが付けられただけの可能性もある。この辺りで事故が起きてはいないとは言えないけれども、やはり大規模な交差点と比べれば僅かな件数だと思う。
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枯れた稲荷木の一本松と延命地蔵について【千葉】

稲荷木の一本松。稲荷木は千葉県市川市にある地名で『とうかぎ』と読みます。『稲を干す木』が地名の由来になっているそうです。伝えによると、慶長年間(一五九六~一六一五)伊奈備前守忠次が徳川家康の命によって、上総道の改修にあたったさい、新たに八幡...
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東武野田線の幽霊踏切に纏わる興味深い逸話について

東武野田線・流山おおたかの森駅から豊四季駅方面に300m程行った先に『野 第220号踏切道』通称・幽霊踏切(お化け踏切)がある。遮断機の傍らに卒塔婆を背にする仏像が若干の不気味さを演出しているように思えた。実際に幽霊が出るかどうかは知らないが、根拠を調べると中々にユニークな逸話の残る踏切だということが判明した。
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歴史ある里見公園の衝撃的な過去について

私は読んでいないのだが、水上勉の推理小説『巣の絵』で里見公園が殺人事件の舞台となっているようだ。調査する前は『この小説が心霊スポットの噂の原因になったのだろう』と考えていたけれども、まさか本当に殺人事件が起きた現場だったとは思いも寄らなかった。それに加え戦国期の古戦場跡と来たものだから根拠は十分過ぎる程である。